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がん探知犬訓練中、患者の呼気嗅ぎ分け9割的中

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がん患者の呼気を嗅ぎ分ける「がん探知犬」の訓練が、千葉県南房総市白浜町白浜の「セントシュガー がん探知犬育成センター」で行われている。
先月、英国の医学誌に掲載されたラブラドルレトリバーの探知犬「マリーン」(雌・9歳)は、9割以上の精度で嗅ぎ分けるというスーパー犬だ。
訓練では、健康な人の呼気を入れた袋を四つ、がん患者の呼気を入れた袋を一つ用意。それぞれ箱に入れ、マリーンに嗅ぎ分けさせる。マリーンが患者の呼気を入れた箱の前に座ると、センター所長の佐藤悠二さんはほめるようにマリーンの体をなで、「こいつの鼻は抜群の精度だ」とたたえた。
九州大医学部第二外科のグループが同センターと共同研究を行い、同様の方法で嗅ぎ分け実験を行ったところ、36回のうち33回、がん患者の呼気を選び、9割以上の精度が確認されたという。グループは、この結果を英国の医学誌「GUT」で「がん患者特有のにおいが存在することが探知犬を用いた実験で判明」と発表した。
グループの園田英人助教(40)は「同様の研究は英米でも行われているが、初めて明確にがん特有のにおい物質の存在を示せた。がんの早期発見や治療への応用につながれば」と期待している。
では、どんな犬でもこうした能力を持つのか。マリーンは佐藤さんのひらめきで見いだされた。
東京都内で会社員をしていた佐藤さんは、「田舎で大好きな犬を育てるのを仕事にしたい」と1988年に白浜に移り住み、専門知識はなかったが、水難救助犬を育てる訓練を始めた。
ブリーダーからマリーンを購入した当時、生後3か月ながら、深さ10メートルの海中に沈んだ物のにおいも嗅ぎ分ける嗅覚に佐藤さんは驚いた。訓練を重ね、カレー粉と野菜を一緒に瓶に入れて何重にも包んだ場合でも、野菜のにおいを嗅ぎ分けるほどの能力を持つようになった。
7年前、佐藤さんは「がん患者は特有のにおいを持つ可能性がある」という論文がオランダの医学雑誌に載っていたことを知り、「マリーンなら嗅ぎ分けるのでは」とひらめいた。全国の病院に電話をかけ、「がん患者の方の呼気を提供してくれませんか」と頼んだが、「においで病気がわかれば医者はいらない」と断られ続けた。1年後にやっと、興味を示した都内の医師が、胃がんや大腸がんの患者の呼気を提供してくれた。訓練を繰り返すうちにがんの種類まで嗅ぎ分けられるようになり、評判を聞きつけた園田助教との共同研究が始まった。
現在はマリーンを含め5頭が訓練を受ける。「犬ががんを見つけるなんて誰にも想像出来なかった。何でも挑戦してみないと」と笑う佐藤さんは、がん探知だけでなく、民間での麻薬探知犬育成も目標にしている。
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