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佐藤ゆかり議員の2年半 自民に「難題」、残された不信感

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「相手の方は“離婚”して帰っていただける」。一月二十七日に開かれた自民党、野田聖子元郵政相(岐阜1区)の後援会の新年会。村瀬恒治会長は勝ち誇った表情であいさつし、二年半前に「嫁ぐ思いで」と岐阜入りしながら、東京5区転出が濃厚になっていた佐藤ゆかり氏(比例東海)を皮肉った。
 同じころ、佐藤氏の支援者は「岐阜に残ってほしい」との思いから署名活動を行っていた。主導した岐阜市の堀敏夫さんはこの発言に「自民の票をなくすだけ」と不快感を示した。
 署名は高校生や市外在住者も含めて一週間で21,704人分が集まり、党本部に届けた。しかし2月8日、佐藤氏は野田氏と並んで党本部で会見、東京5区転出を公表して笑顔を見せた。
 会見の中継をテレビで見ていた堀さんは「本人もすっきりしたのではないか。岐阜の後援会は残す。野田さんは岐阜1区以外に行き場所がないから」とあきらめ顔。夜中には佐藤氏と電話で一時間以上も話し込み、佐藤氏の判断を受け入れることにした。
 会見では野田氏も「ここ数年、世界平和などについて誰よりも話をしたいと願ってきたのが佐藤さん」と強調。野田氏は後援会の新年会でも「佐藤さんが岐阜に来て私が頑張ってこなかった部分が分かった」と謙虚な姿勢を貫いている。
 しかし党本部や一部の後援会役員の主導で、歩み寄りが“つくり出されていく”流れに、地元では拒否感が根強い。二〇〇五年の郵政選挙で佐藤氏が獲得した八万千百八十九票がどう動くかが注目されるが、佐藤氏派の地方議員からは「二人にまんまといっぱい食わされた。支持者に説明できない」「野田氏陣営から自分の選挙で受けた仕打ちは忘れない」との不満が漏れる。
 佐藤氏が支部長の岐阜1区支部役員は「JR岐阜駅前の岐阜シティ・タワー43や幹線道路の事業を進めてくれた」と佐藤氏の実績を評価。「本音では東京に戻りたかったんだろう」として党本部の裁定に表立って反対はしないが、「次は野田さんに投票するか? そう簡単じゃない」とほのめかす。
 前回の郵政選挙で、岐阜1区の投票率は小選挙区制になって最高の70・45%を記録し、佐藤、野田両氏で投票者の八割近くとなる約十八万票を獲得。本社の出口調査によると、無党派層は42%が野田氏、27%が佐藤氏に投票した。次回はこれが計算できない上、党本部の事情による公認候補の差し替えでしこりや不信が残っており、対処を誤ると自民には深手になりかねない。党県連の猫田孝会長代理は「佐藤氏派の議員や後援会幹部らをいろんな角度から説得してまとめていかないと。県連として誤りのないようにきちんと対応する」と手綱を締める。
 佐藤氏は岐阜市文化センターで新年会を開き、地元支持者らに東京5区への転出を説明する予定。
 佐藤氏にほれ込んで街頭演説に通い、五十人以上の知人を陣営に紹介してきた岐阜市の主婦は、こんな気持ちで出席するという。「今はもう自民党には一切かかわりたくない。まず佐藤さんの岐阜への正直な思いを聞きたい」
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