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潮位

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日本沿岸の海面水位が上昇傾向を続け、昨年の年間平均潮位が過去100年で最高に達する見通しであることがわかった。専門家らは地球温暖化による水温の上昇が影響しているとみている。「防災上も将来の予測が必要」と、気象庁は米・英国などの専門家らと連携し、水位上昇メカニズムの解明と予測精度の向上に乗り出した。
 潮位の変化は、長年の記録が残る北海道・忍路、石川県・輪島、和歌山県・串本、島根県・浜田、宮崎県・細島の検潮所5カ所を選び、過去約100年の平均潮位とその年の平均潮位の差で出している。04年のデータは確定していないが、平均との差がプラス5センチを超え、過去最高だった02年のプラス5.12センチを上回る見通しだ。昨夏の猛暑も影響したようだ。
 海面水位は、80年代半ばから上昇に転じ、02年はそれまで最高だった48年のプラス5.07センチを上回った。最も低かった1920年のマイナス6.01センチと比べると11センチ以上の差がある。
 今月、気象庁は特に最近の急激な上昇を分析するため、海外の専門家らを呼んで実態を分析した。それによると、(1)衛星観測の結果から、90年代以降上昇が顕著で、全地球平均で毎年3ミリ、日本沿岸で4.7ミリずつ海面が上昇(2)北太平洋では、20年周期で潮位が上下する周期がある(3)海水温の上昇と関係し、地球温暖化の影響が出ていることなどを確認した。
 日本沿岸の平均水温(海面~水深700メートル)は85年以降毎年、南西諸島から日本海で0.01度~0.06度、東海沖や関東東方沖で0.1度を超える上昇を見せている。同庁は、水温が上昇し、海水が膨張して水位を上げた部分があると見ている。
 世界的にみると、この10年くらいでは、エルニーニョ現象で水温が上昇したフィリピンの東の海上周辺で潮位の上昇が高く、年平均で2.5センチ程度ずつ上がっているという。潮位には季節変動があり、水温が高い7~10月は冬から春に比べて20~30センチ高い。これに温暖化による潮位の上昇が加わる。
 昨年8月には、大潮の満潮近くに台風16号が九州から中国を縦断。高松市や岡山県倉敷市では高潮による浸水で2人が死亡した。高松市の潮位は、観測史上最高の246センチだった。
 気象庁は「海面の上昇で、海岸の浸食や高潮・高波の被害の拡大が懸念される」として、実態の把握と予測精度の向上をめざす。
 専門家の会議に出席した東北大学大学院の花輪公雄教授(海洋物理学)は「潮位の上昇のうち、温暖化がどれだけ影響し、どんなメカニズムなのかを海域ごとに解明することが重要。今後の予測は、堤防など防災の施策上も必要になってくる」と話している
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