スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

仏社会に同情と困惑 ジダン頭突き、波紋広がる

J04_074.jpg

サッカーW杯決勝でフランスの主将ジダン選手がイタリア選手に頭突きして退場になった「事件」が、仏社会で波紋を広げている。同選手が暴力行為に訴えた理由については真相が明らかにされないまま、人種差別的な挑発が原因だとして同情する見方も出た。その半面、「ジダン選手にあこがれる子供に示しがつかない」との戸惑いも。サッカー界にはびこる人種差別や仏国内の移民問題も絡んで、騒ぎはしばらくやみそうにない。
 報道では、イタリアのマテラッツィ選手がアルジェリア系移民2世のジダン選手を「テロリストと呼んだ」「家族を侮辱した」などの憶測が飛び交っている。しかし、両選手とも真相には口をつぐんだまま。挑発発言にジダン選手が怒りを爆発させたのは確実とみられ、仏市民の多くは「人種差別的な侮辱発言に違いない」と信じている。
 欧州サッカー界では近年、人種差別が問題になっており、非白人が多い仏選手が標的になるケースも多い。04年、両親がカリブ系のアンリ選手を「黒いクソ野郎」と形容したスペインの監督が制裁金を科された。やはりカリブ海の仏海外県出身のチュラム選手もルモンド紙で「イタリアのリーグで観客がサルの鳴きまねをするなど人種差別が目に余る」と苦言を述べていた。
 パリ郊外でW杯をテレビ観戦したアフリカ系のジョスランさんは「差別発言への怒りをぶつけて退場になったのなら、それで負けても僕は誇りに思う」とジダン選手をかばった。世論調査では51%が同選手の行為を「理解できる」と回答。仏人権団体は国際サッカー連盟に実態調査と、差別発言が事実だった場合の制裁を求める声明を出した。
 スポーツ紙レキップは「永遠の後悔」「しくじった引退」の見出しで、有終の美を飾るヒーローを期待していたファンの無念の思いを表現。
 ジダン選手は移民社会の子供たちの模範だっただけに、本人が危険行為を犯したことに戸惑う声もある。頭突きをまねした遊びもはやり始めている。AFP通信は「日ごろ私たちは侮辱されても暴力はいけないと子供たちに言い聞かせている。ジダンにはきちんと理由を説明してほしい」と、ジダン選手が生まれ育ったマルセイユ郊外で子供たちにスポーツを教える男性の声を伝えた。
スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール
最近のコメント
最近のトラックバック
最近の記事
オセロ
リンク
月別アーカイブ

ブログ
「Hero's Gallery.com」に
ご訪問いただきありがとうございます。
又ホームページ
「フロゴルファー猿」
宜しくお願いします。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。