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アガリクス、プロポリス…抗がん効果、安全性?

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「がんが消えた」などと虚偽の体験談を載せた本を使い、キノコの一種、アガリクスの健康食品を販売した出版社と健康食品会社が薬事法違反容疑で摘発された。
 健康食品の市場は急成長している一方、肝心のがんなどへの効果ははっきりしないのが実態だ。だが、わらをもつかむ患者心理につけ込む虚偽・誇大広告は後を絶たず、商品による健康被害の報告もある。
 健康志向の高まりなどから、健康食品の売り上げは年々伸び、国内で年間1兆円を超えるとされる。
 多くのがん患者も使っており、厚生労働省研究班が2002年度に患者約3000人に実施した全国調査では、4割強が健康食品を使用していた。中でも、今回問題になったアガリクスが61%と最も多く、次はプロポリスの29%だった。
 医師から「もう治療法がない」「治らない」と言われ、“最後の希望”とすがる患者も少なくない。患者は健康食品などの民間療法に月平均5万7000円使っていた。
 こうした健康食品は「抗がんサプリメント」とも呼ばれるが、効果はあやふやだ。安全性や有効性に関するデータは、試験管内や動物実験がほとんど。
 実際に効果があるかどうかを調べるには、人に使う臨床試験が必要だが、東北大大学院の坪野吉孝教授(健康政策学)は「臨床試験データは極めて少ない。人気のあるアガリクスやプロポリスも、がんの進行を抑えたり延命したりする効果ははっきりしない」と指摘する。
 それでも、「がんが治った」などと販売する例は後を絶たない。今回、警視庁に摘発された史輝出版(東京)も、アガリクスの効果を強調する本を利用し、販売していた。
 厚生労働省は昨年5月、健康食品の虚偽・誇大広告などを禁じた健康増進法に基づき、史輝出版に対し、本の内容の一部削除などを求める行政指導を行った。だが、同社はその後も出版を続けており、警視庁は「悪質な確信犯」と判断し、強制捜査に踏み切った。
 東京都が今春、表示などに疑問のある商品を調査した結果、77品中50品に「公的機関で認められた『痩身(そうしん)用食品』成分配合」など国がお墨付きを与えたと誤認させる虚偽表示や、「代謝をアップ」「幻の媚薬」など医薬品のような効能・効果をうたった表示があった。
 健康食品による健康被害も起きている。国民生活センターによると、健康食品での「危害情報」は、中国製ダイエット食品での死亡例が相次いだ2002年度に1200件余と前年の3倍に達して以降、昨年度も622件と3年連続でトップだった。
 昨年秋の日本肝臓学会では、中国製ダイエット食品を除く健康食品について、長期使用などにより黄だんや発熱などの肝障害を起こした89例が報告された。原因となったのは、ウコン(25%)、アガリクス(8%)の順。アガリクス服用者は全員がん治療中だった。皮肉にも今回摘発された出版社の社長も、がんで治療中だという。
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