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小額で楽しめるパチンコ台を復活 業界が顧客引き止め策

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一昔前のパチンコ店に戻します――。千円札がわずか数分で消えるギャンブル性の高い遊技機が席巻する昨今のパチンコ店。近年の深刻な顧客離れを食い止めるため、少額でも楽しめるパチンコ台を「復活」させる動きが出てきた。
 東京都千代田区のパチンコ店。薄暗いホールには、遊技機がきらびやかに点滅する。男性会社員が千円札を1枚機械に入れた。銀の玉がチンジャララと駆けめぐる。最後の玉が吸い込まれるまで約3分。もう1枚入れたが、また3分ほどで終わった。3度目の挑戦も空振りに終わると、あっさりと席を立った。
 男性は「今のパチンコは宝くじみたいなもの。まず当たらない。十数年前は毎週通って、いい思いもしましたがね」と苦笑する。最近は月に1回、5000円が限度だ。「小遣いは月2万円ですから」
 余暇全体の市場規模約80兆円のうち、約30兆円をパチンコが占めると言われる。だが、エンタテインメントビジネス総合研究所の調べでは、パチンコ人口は96年の4423万人がピークで、昨年は約1500万人まで落ち込んだ。
 パチンコ店の経営者でつくる日本遊技産業経営者同友会は昨年、パチンコ愛好者の意識調査をした。「競馬なら1万円で1日遊べる。今のパチンコは万札も一瞬」(70代女性)、「自分の子には勧めない。僕もそろそろ潮時だ」(20代男性)と、消極的な意見が多数集まり、業界が求心力を失っている実態が浮かび上がった。
 同会事務局によると、90年代以降、利益率の高いハイリスク・ハイリターンの新台が次々に投入された。プリペイドカード方式の普及も影響し、玉貸しは100円単位でなく、500円、1000円単位が主流になった。その結果、少額で遊びたい愛好者が離れているのが現状という。
 とくに若者の流出が著しく、調査にあたった財団法人・日本総合研究所東北事務所の力丸萠樹主任研究員は「40歳以下はゲーム世代。パチンコから離れても、平気で他の趣味に走っているようだ」と話す。
 危機感を抱いた同友会は今年4月、産業構想委員会を立ち上げた。リタイアする団塊世代や、次世代を担う20代を呼び戻す策を具体的に検討。その目玉として浮かんだのが、かつてのように少額で遊べるオリジナルの遊技機だ。
 同委の松田泰秀委員長が「今は3万~5万円の軍資金がないとまともに遊べない。低額投資で長時間楽しめる機種がほしい」とメーカーを説得し、共同開発にこぎ着けた。店主導で遊技機をつくるのは極めて異例という。
 大当たりする確率が500分の1に近い機種さえ出ている中、同友会は、30分の1程度の確率で「小当たり」する遊技機をつくる方向。2000~3000円で1回当たる計算になるといい、来年早々にも投入したい考えだ。
 松田委員長は「新台は赤字を出す可能性もあるが、覚悟してでもやる」と意気込む。
「射幸性の高い台と少額で遊べる台がうまく混在していた10年ほど前の店に戻すイメージ。業界全体で真の大衆娯楽文化を築きたい」と話している。
 パチンコ事情に詳しい漫画家蛭子能収さんの話 デジタル化が進み、今のパチンコは頭を使わない。しかもなかなか当たらないから飽きやすい。出玉は少なくてもよく当たる新台は大歓迎だ。パチンコ店の騒がしさを愛する孤独な中高年は少なくない。少しでも長居できるオアシスになってほしい。
 パチンコは、敗戦直後、数少ない庶民の娯楽として全国に広がった。店で玉を借り、獲得した玉数に応じて菓子やたばこ、CDなどの景品と交換する。玉を特殊景品と交換し、店外の景品交換所で現金と換えることもできる。80年代に入り、大当たりを売り物にする「フィーバー」機などが登場した。
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