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主文に「不正義」の声、「違憲」と分かり原告拍手

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小泉首相が行った靖国神社参拝を「公的行為」と認定し、政教分離を定めた憲法に違反するとした大阪高裁202号法廷。
 大谷正治裁判長は「本件控訴を棄却する」と主文だけを述べ、要旨を読むことなく法廷を後にした。傍聴席で「説明しろ」と憤り、「不正義判決」との紙を掲げる原告ら。一方、「立派な判決だ」とする傍聴者もおり、廷内は騒然とした。
 この時は、誰もが違憲判決とは思っていなかった。が、傍聴者らが法廷の外に出、判決の内容を知り、状況は一変。「違憲判断が出ました」とする支援者の声に、大阪高裁北側の路上に集まっていた原告らからは拍手がわき上がった。「よし」「素晴らしい」などと声を張り上げながら手を取り合ったり、こぶしを高々と上げてガッツポーズをしたりして喜んだ。
 ◆まさか高裁で…遺族会に衝撃◆
 東京都千代田区の九段会館内にある日本遺族会(会長・古賀誠衆院議員)では、大阪高裁判決の内容をいち早く知ろうと、午前10時すぎから職員がインターネットでニュース速報をチェック。同10時半ごろに判決内容が流れると、フロア内に驚きが走った。ある職員は「地裁レベルでは過去にも同様の判決はあったが、まさか高裁で違憲判断が出るとは」とショックを隠せない様子で話した。
 遺族会幹部の1人は「原告側は裁判を運動に利用しているにすぎず、判決自体は訴えの利益がないとして、請求を棄却した」とし、「首相の行動が公的か私的かの定義はあいまいで、ここまで厳格に政教分離を定めている国は世界でもまれだろう。本当に違憲なら今後、憲法の改正を求めていくしかない」と語った。
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