スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

公的年金の積立金運用黒字に、累積損失初めて解消

07150.jpg

厚生労働省は公的年金の積立金の04年度の運用結果が2兆2419億円の黒字になり、積立金を運用する特殊法人・年金資金運用基金の01年の発足以降初めて、運用による累積損失を解消したと発表した。円安で外国株の運用が好調だったことが背景。この結果、運用益のうち8122億円が、将来の年金給付の原資として今年度中に国庫に納められる。
 公的年金制度では、運用益を年金給付に充てて保険料負担を軽減することを目的に、毎年の保険料収入から給付費などを差し引いた残りを積み立てている。03年度末の積立金残高は約150兆円。
 04年度の市場運用での総収益は2兆3843億円。元本に対する運用利回りはプラス4.60%で、黒字は2期連続。円安も寄与して外国債券・株式の運用で計約1兆5000億円の収益をあげたほか、投資額の過半を占める国内株式、国内債券の運用利回りもともにプラスだった。
 市場での運用益に、財投債の引き受けによる利子収入(2284億円)を加え、基金の前身の年金福祉事業団(年福)が旧資金運用部から借り入れた資金の利払い費(3476億円)や運用手数料を差し引いた同基金の最終的な収益は2兆2419億円の黒字だった。
 同基金は、旧年福から運用による累積損失約1兆7000億円を引き継ぎ、その後も株式市場の低迷から赤字幅は02年度には6兆円余に拡大していた。しかし03、04年度の運用環境の好転で、04年度末の累積損益は6008億円の黒字に回復したため、01年の同基金発足後初めて、運用益のうち8122億円(簿価ベース)を年金特別会計に納めることになった。
 運用とは別に、旧資金運用部への預託金(約76兆円)の金利収入約1兆7200億円が見込めるため、年金積立金全体では約3兆9600億円の黒字となる見通し。
 年金積立金の運用成績は、市場環境によって大きく左右されてきた。同基金は来年4月から独立行政法人に衣替えし、積立金の運用方針は、厚労相が決めて同基金に指示する形から、新法人が自主的に決める形に変わる。今後、財政投融資改革によって預託金が減るのに伴い、市場での運用はさらに拡大が見込まれる。年金財政にマイナスの影響を与えないような慎重な運用ルールづくりが求められる。
スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール
最近のコメント
最近のトラックバック
最近の記事
オセロ
リンク
月別アーカイブ

ブログ
「Hero's Gallery.com」に
ご訪問いただきありがとうございます。
又ホームページ
「フロゴルファー猿」
宜しくお願いします。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。