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帰還者装い帰国 よど号元メンバー、日本潜伏の手口語る

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88年5月10日、よど号乗っ取りグループの一人の逮捕を兵庫県警が発表した。柴田泰弘・元メンバー、北朝鮮からひそかに帰国、他人になりすまして潜伏していた。警察に黙秘を通したが、最近になって、関係者に手口を明かしていた。「他人」は、北朝鮮への帰還事業で帰った在日朝鮮人の中から年齢や住所を基準に選んだという。
 逮捕から20年。柴田元メンバーによる「背乗り」と呼ばれるこの手口の具体的方法が明らかになるのは初めて。
 よど号事件当時16歳の高校生。逮捕は34歳の時だった。
 逮捕容疑は、帰国し、ある男性になりすまして国内で旅券を取得したなどとされた。柴田元メンバーが関係者に語ったところによると、80年代初め、よど号グループのリーダー故田宮高麿・元幹部から「なんとか日本に帰れないか」と言われたのがきっかけだった。田宮元幹部は「革命のために日本で人と金を集めてほしい」と求めてきたという。これを受け、指名手配中だったため「偽の身分を使えたらいい」と「背乗り」を思いついたという。
 まず、帰還事業の関係者から、理由をつけて数回分の永住帰還者名簿を入手した。中から、自分と年齢が近い男性を選び、さらに帰国後活動しやすい都市部に本籍のある人を抜き出した。5人程度に絞り込み、面接するなどして本籍などを確認。浮かび上がったのが、兵庫県尼崎市を本籍とする二つ年上の男性だった。
 帰還事業では59~84年に計約9万3千人が帰還していた。選んだ男性が帰還した72年だけでも約1千人いた。また、男性の兄夫婦は、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)幹部が設立し、複数の北朝鮮工作員が所属していたとされる貿易会社に勤務していた。このため警察当局は、北朝鮮側も対象者選びに関与した疑いが強いとみている。
 これに対し、柴田元メンバーはあくまで独自に対象を選んだと説明。一方で、北朝鮮の指導員も面接にあたったと明かしたという。
 帰国の時期や方法については「関係者に迷惑がかかる」と、今も語らないという。警察当局によると、85年春ごろ帰国したとされ、貿易の仕事などをしていた。しかし、男性の兄夫婦の動向に注目していた兵庫県警が、日本にいるはずのない男性が旅券を取得し欧州に出国していることをつかみ、逮捕につながった。兄夫婦も共犯容疑で逮捕された(起訴猶予)。
 柴田元メンバーは「男性の家族と事前に話をつけておくことも田宮さんと検討したが、共犯になってはいけないからと、説明しなかった。兄夫婦は何も知らなかった」と話しているという。
     ◇
 〈よど号ハイジャック事件〉 70年3月31日、共産主義者同盟赤軍派の故田宮高麿・元幹部をリーダーとする9人が羽田発福岡行き日航機「よど号」をハイジャック、北朝鮮に渡った。このうち柴田泰弘・元メンバーが88年5月、国内で逮捕。田中義三・元受刑者が96年3月にカンボジアで逮捕され、07年1月に死亡した。田宮元幹部ら3人は北朝鮮で死亡したとされる。現在、小西隆裕容疑者らメンバー4人と妻子3人が北朝鮮に残っている。
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