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食い違い「家族の同意なかった」

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安楽死疑惑外科部長と患者側
 富山県の射水市民病院で男性外科部長に人工呼吸器を取り外された患者7人が死亡した問題で、県警は26日までに、この外科部長から任意で事情聴取した。県警は殺人などにあたるか慎重に捜査を進めている。また、この外科部長が昨年10月に発覚のきっかけとなった男性患者(当時78歳)の呼吸器を外そうとした際、患者側に説明していなかった疑いも26日、家族の話で浮上。麻野井英次・同病院長(56)は、「捜査上の重要なことなのでお答えできない」「警察にすべて任せてある」と確認の有無について明言を避けた。
 医師による人工呼吸器の取り外しという衝撃の“安楽死疑惑”発覚から一夜明けたこの日、富山県警が、渦中の外科部長を任意で事情聴取していたことが明らかになった。
 県警は、呼吸器を取り外された7人の死亡前の容体や、家族や本人の同意の有無などについて確認作業を進めており、外科部長の行為が殺人などに当たるかどうか慎重に捜査している。
 外科部長は、同病院の麻野井院長に「患者のためにやった。尊厳死だ」などと主張したとされる。だが、病院の調査で
 〈1〉患者本人の直接の同意はなく、家族の同意で呼吸器を取り外した
 〈2〉家族から同意書は取っていない
 〈3〉外科部長がほかの医師に相談せず、1人で取り外しを判断した
 などの事実が判明。「尊厳死とは言えない」と指摘する専門家もいる。
 死亡した7人はいずれも富山県の50~90代で、いずれも末期状態。うち5人はがん患者だった。外科部長は、このうち1人の患者について「自分の手で呼吸器を外した」と病院側に説明しているという。
 7人の呼吸器取り外しは昨年10月12日、別の男性患者(当時78歳)の呼吸器を外科部長が取り外そうとしているとの報告を受けた院長が、過去10年間のカルテを調べ発覚。同病院は同月16日に県警に届けた。
 またこの日、発覚のきっかけになったこの男性患者の家族が、医師側から「人工呼吸器を外す」という趣旨の説明を受けていないと証言。家族側から呼吸器を外すよう求めたことはないといい、家族のひとりは「病院は延命するのが当たり前だ」と話した。
 これまでこの男性のケースに関しては「外科部長から『家族の要望があった』と聞いた」としてきた病院側は、家族側から飛び出した見解が真っ向から食い違う証言に関し、26日の会見で「警察に任せてある。この問題は単に倫理的な問題ではない」と述べ、法的な責任を問われる可能性を示唆。院長は、「患者本人の意思がしっかりあったのかや、ほかの医師らの意見を聞いて審議したのかという点で問題がある。違法かどうかは警察に判断を任せている」と話した。
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新東京タワー世界一

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現在の約2倍 高さ600メートル
 約600メートルの高さを誇る世界一の電波塔「新東京タワー」(2010年完成予定)の建設地が「墨田・台東エリア」に決定した。これまで東京都港区の超都心にそびえていた現タワーに比べ、新タワーは浅草のそばの下町を代表する地域に“新規参入”。新たな東京の名所となるのは必至だが、人力車の走る町にハイテクタワーという不釣り合いぶりに地元・墨田区の住民の間では思わぬ“セレブ化”を不安がる声も出始めた。
 シロガネーゼならぬナリヒラーゼが誕生―。2010年、墨田区業平橋・押上地区に東京の新しいシンボルが誕生する。NHKと在京民放5局が「新東京タワー」の建設予定地に決定したのだ。
 新タワーは600メートル級で旧?東京タワー(333メートル)の約2倍。建設費は約500億円で完成すればカナダ・トロントの「CNタワー」(553メートル)も上回り世界一の電波塔となる。今年4月から携帯電話向け放送「ワンセグ」が始まるなど機能拡張のため、都心に乱立する高層ビル群をはるかに上回るサイズが必要なのだという。
 タワーが建設される業平橋・押上は隅田川を挟んで浅草へと続き、南には“夜の下町”錦糸町を臨む。現在でもクラシックな服装に身を包んだ男たちが人力車を引っ張る町に、急きょそびえることになった世界一タワー。その高さは下町名物・隅田川花火大会の花火でも超えることが出来ない。最大クラスの30号の花火でも打ち上げ高さは600メートル。タワー内では、まさに「花火目線」で夏の夜の夢を見物することも可能になりそうだ。
 この首都圏最大の新シンボルを巡り、各地が誘致合戦を繰り広げてきた。98年に現さいたま市が「さいたま新都心タワー」建設計画を発表したのを皮切りに、00年には東京都八王子市も出馬。今年3月には練馬区の「としまえん」敷地内に1008メートルのタワーを建設する計画も公表された。
 その中で決まった「墨田・台東地区」。現タワーが港区でも「プラチナストリート」で名高い白金や麻布に囲まれているのに対し、新タワーは完全に“ザ・下町”ド真ん中。地元住民が危惧(きぐ)するのは「庶民の町」の急激なセレブ化だ。東武伊勢崎線の業平橋駅近くの商店街では「タワーせんべいでも考えようかしら」とたくましく商魂に燃える人がいる一方で「地価が上がると店を手放す人も出て、商店街が空洞化するかもしれない」と和菓子店の男性はまゆをひそめていた。

西沢孝氏証人喚問へ「事実無根だ」

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ついに明かされたフリー記者
 「偽メール」の仲介者として永田議員に名指しされた出版社役員の西沢孝氏は、依然として雲隠れのままだ。西沢氏は数年前までフリー記者として活動。しかし「ガセネタ」が多く、大手出版社などでは“出入り禁止”状態になっているという。また西沢氏は、かつて格闘家だった過去もあるが、その方面でもトラブルが頻発。初代タイガーマスクとして知られる格闘家の佐山聡氏とも、問題を起こしていたことが分かった。
 関係者によれば西沢氏は群馬県出身。米オレゴン大学に留学し、ジャーナリズム論を学んだと自称していたという。帰国後?の1990年代後半から出入りするようになった出版業界でも数々のトラブルを引き起こしている。
 2000年に週刊ポストに掲載した「巨人の清原和博選手(現オリックス)が米国で自主トレ中にストリップバー通い」との記事で、発行元の小学館が名誉棄損で訴えられて敗訴するなど、信ぴょう性に疑いがつく記事が多く、大手出版社からは“出入り禁止”の状態だという。
 また某人気女優の「ヘアヌード写真集」ネタをぶち上げて出版社、女優の所属事務所を巻き込む大騒動に。しかもクレームをつけてきた出版社に対し「上の人間を出すぞ!」と脅迫まがいの“逆ギレ”を見せたという。
 西沢氏をよく知る関係者は「彼は一見、礼儀正しく、腰が低くて社交的。初対面の印象はいいのではないか」と話す。そして「頭の回転が速く人を丸め込むのがうまい。“すれすれ”のようなことをしていたから人間関係はコロコロ変わっていた」と証言する。
 そのほかにも、西沢氏は「昔の長野県知事の孫だ」「オレの祖父は笹川良一だ」などと言い放っていたといい「彼の虚言癖はひどい」(関係者)というのが業界の定説だった。さらには、ある出版社の女性社員にストーカーまがいのしつこさで付きまとったり、かつて編集プロダクションを立ち上げていたころ、ライターに給料を支払わなかったりと「女性や金銭に関するだらしなさも相当なものだった」という。
 別の関係者は「面白いネタを持ち込んでくるが、その多くは『ウラ』が取れない。今回、名前が出たとき『やっぱり』と思った」と妙に納得していた。
 政界を揺るがした西沢氏は、格闘技界でも“場外乱闘”を繰り返していたことが発覚した。トラブルに巻き込まれたのは、初代タイガーマスクとして知られる格闘家の佐山聡氏だ。
 かつて西沢氏は佐山氏が東京・三軒茶屋に開いていたスーパータイガージムに数か月間だけ在籍。佐山氏は「面識は1、2回しかない」と話すが、その後、シューティング(現修斗)のロサンゼルス支部を立ち上げるときに再び佐山氏の周囲に急接近。そして「シューティング・ロス支部」の看板を勝手に使用し始めたため「スタッフからクレームを聞かされた」(佐山氏)という。
 西沢氏は1990年代前半に、佐山氏が主宰する総合格闘技「修斗」で念願のプロ格闘家デビューを果たした。通算戦績は3戦1勝2敗だった。
 また、かつて格闘技団体「リングス」を運営していた前田日明氏にも取材と称して近づいた。その際も勝手に「リングス・オレゴン」の創設を画策。前田氏の逆鱗に触れたと一部で報道されているなど、多方面からブーイングが起きているようだ。
 西沢氏は昨年秋、自ら手掛ける富裕層向け雑誌「デュモン」の取材をきっかけに永田氏と結びついた。永田氏は24日の質疑で、昨年10月18日、ある民主党議員の秘書から紹介された取材で初めて西沢氏と接触したと明かしている。
 この秘書によると、西沢氏の出版社で編集長を務めるS氏が知人の友人というつながりで、取材協力を求められたという。
 西沢氏は当初、自民党幹部にターゲットを絞っていたが、なぜか断念。急きょ民主党にシフトした。しかし前原代表にはインタビューを拒否され「それなら若手ということで何人か紹介した」(同秘書)。同誌には馬淵澄夫氏ら6人の民主党議員が登場しているが、永田氏だけは「ぜひ、取り上げたい」と西沢氏のご指名だったという。
 その後、昨年末に六本木のサルサ料理店で開かれた同誌の創刊記念パーティーでも永田氏があいさつ。西沢氏は“政界とのつながり”を図っていったとみられる。

永田議員開き直った

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「偽メール」問題に関する衆院懲罰委員会の質疑で答弁する永田寿康衆院議員が、完全に開き直って“大一番”に臨むことが分かった。自身の進退について「辞職するつもりは、まったくございません」とあらためて明言。従来の方針を貫く構えを見せた。だが、与野党からの「辞めろコール」は強まるばかり。質疑で、メールを提供し仲介者となったフリー記者の実名公表を迫られることが確実な情勢だ。
 1か月以上にわたり、政界を揺るがしてきたメール問題。30年ぶりの懲罰委員会質疑というクライマックスを控え、“主人公”の永田氏が完全に開き直った表情を見せた。
 この日の本会議終了後、報道陣からあらためて進退を問われると、「辞職するつもりは、まったくございません」と目を見開いて断言。2時間予定されている質疑に対して、「包み隠さず、丁寧に答えたいと思う」としたが、あくまで議員辞職を拒む姿勢に揺るぎはなかった。
 民主党幹部から「内部から議員辞職を求める声がある」と伝え聞いても馬耳東風。仲介者となったフリー記者の実名公表を求める声をマスコミ越しに伝えられても、「いまだに党から何の話も届いていない」と突っぱねた。
 質疑の最大の焦点が、仲介者の実名公表だが「結論は出ていない。まだ、完全に白紙です」とだけポツリ。仲介者とは約1週間前に携帯電話で連絡を取り合ったというが「所在は知りません。思い当たるところもない」。質疑の場での実名公表について、当の仲介者と事前に打ち合わせるかどうかも「分かりません」とした。
 与野党間で浮上する仲介者自身の国会での証人喚問についても「事態の解明という点では理解できるが、それには私が口を出す余地はない」と無表情に話した。
 進退、そして疑惑解明に必要な仲介者追及への協力の2点について、完全に開き直った形の永田氏への逆風は自民党だけでなく、共闘する立場の野党からも強まる一方だ。共産党の志位和夫委員長は、この日「仲介者の実名を明らかにして、ことの是非を明らかにすべきで、証人喚問、国会招致はありえることだ」と断言。“身内”のはずの民主党・渡部恒三国対委員長からも「永田やメールという言葉は今週中になくなります」と、永田氏の自発的辞職を期待する一言が飛び出し、包囲網は完全に狭まりつつある。
 今回の質疑を一連のメール問題の「一つのヤマ場」と自ら表現した永田氏。最後には「委員会の結論を待って、わが身を処したい」と殊勝なコメントを残したが、全国民が注目する答弁で、どんな対応を見せるのか、その一挙手一投足に注目が集まる。

イチロー場外タイトルも

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世界一で「流行語大賞」候補浮上
 イチローが、「異次元」のタイトル獲得に大きく前進!? 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本を初代世界一に導くとともに、相手国を刺激した“30年発言”や「(韓国戦に敗れ)人生で一番屈辱的な日」、「最高」「ヤバイっすね」など人間味あふれるコメントを残したイチローに、早くも「有力な流行語大賞候補」の呼び声が高まっていることが分かった。東京株式市場ではWBC関連銘柄が上昇するなど、フィーバーは続いている。
 「ヤバイよ、ヤバイよ」でおなじみのタレント出川哲朗さんもお手上げだ。「ヤバイっすね」。サンディエゴ市内で行われた会見。世界一に感極まったスーパースターは、たった一言で、がっちりと日本国民のハートをつかんだ。
 これまでのクールなイメージを覆した。
 「向こう30年、日本には手が出せない。そんな感じで勝ちたい」(1次リーグを前に)
 「僕の野球人生で最も屈辱的な日です」(韓国戦に敗れ、2次リーグ敗退濃厚となり)
 「昨日は荒れまくりました。食事に行って、飲みに行って、ホテルに何時に帰ったかわからず、ベッドの上で寝ていた」(韓国戦の翌日、メキシコが米国に勝ち、準決勝進出決定)
 そして、念願の初代世界一に輝き「野球人生最高の日」「ヤバイっす」とイチローは目を潤ませた。
 喜怒哀楽がふんだんに織り込まれたWBCのイチロー語録に、「流行語大賞」のタイトル獲得も急浮上だ。大賞は「現代用語の基礎知識」(自由国民社)の編集長や評論家などからなる審査委員会によって毎年12月に選ばれるが、長沖竜二編集長は「有力候補に間違いない」と早くも太鼓判を押した。
 最近ではトリノ五輪女子フィギュアスケートで金メダルを獲得した荒川静香選手の得意技「イナバウアー」が大流行。一見、現段階での“本命”に思えるが、長沖編集長によると「技の名前は大会が終わると忘れられやすい」との弱点も。「日常生活に転じて使われやすい」名言、語録系が大賞に近いという。
 野球界では過去、99年に西武・松坂大輔投手の「リベンジ」、巨人・上原浩治投手の「雑草魂」が大賞を獲得。最近は「チョー気持ちいい」(04年大賞、水泳・北島康介選手)、「気合だー!」(同年トップテン、アニマル浜口氏)など他のスポーツに押され気味だったが、イチロー語録が復権への救世主となる。
 「今年はサッカーW杯もあるが、(WBCは)1年の思い出として輝きを失うものではない」と長沖編集長。大リーグはまだシーズン前だが、まず「1冠」に向け、イチローが好スタートを切った。

上重アナ、元PL投手“奮闘”

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日テレの「松坂世代」交流生かし大活躍
 王JAPANのWBC初王者に、決勝戦を放送した日テレも大喜びだ。現地リポートでは、甲子園で当時・横浜高校の松坂大輔投手=西武=と延長17回の試合を投げ合ったPL学園出身の上重聡アナが活躍。松坂、杉内俊哉投手=ソフトバンク=、和田毅=ソフトバンク=、藤川球児=阪神=とは“同級生”で、祝勝会などでは幅広い交流を生かして、精力的にインタビュー。一張羅の勝負スーツをシャンパンまみれにしながら、喜びの声を伝えて、株を上げた。
 日テレ初の“甲子園アナ”が、WBC決勝という大舞台で大活躍を見せた。祝勝会では“松坂世代”の同級生やPL学園の先輩から、シャンパンをかけられるという手荒い歓迎を受けた。上からビニール製の雨具を着ていたものの、自前の一張羅のスーツと高級ブランド靴はぐしょぐしょ。
 PL時代の98年夏の準々決勝で延長17回まで投げ合った松坂から抱擁を求められ、喜びを分かち合った。同級生からのインタビューに松坂の表情も、ほころんだ。
 「気合の入ったピッチングでしたね」と呼びかけると、松坂も「そうだね。今年最後だから」と、思わずためぐち。上重アナはあくまでも丁寧な口調で「シーズンはこれから今年、最後じゃないですよ」と突っ込み。松坂は「いや、そういう気持ちで投げた」と苦笑い。同級生ならではの表情を引き出した。
 上重アナはPLから進学した立教大では完全試合を成し遂げるなど活躍。取材を受けるうちに、取材する側への興味を持ち、日テレに入社。その実績と人脈を買われて、スポーツ番組などのリポーターとして活躍している。
 「ザ!情報ツウ」から立て続けに生出演。ベンチでの様子やインタビューをこなし、試合後「ザ・ワイド」「ニュースプラス1」などでもサンディエゴからナインの表情を伝えた。
 上重アナは「プラス1」ではジャケットにラフなシャツ姿で登場。「スーツはダメになりましたので、着替えてきました。シャンパンファイトでは、選手たちが子供のように走り回っていたのが印象的でした」と、冷静に伝えた。
 つねづね「距離感をうまく保って、自分にしか出せない雰囲気を同世代の選手の取材で出していきたい。歴史的瞬間を自分の言葉で伝えたい」と語っていた上重アナ。今回のリポートはまさに“有言実行”。お茶の間に、選手の笑顔をいっぱい届けた。

また“矢ガモ”長さ約8センチ「吹き矢」が首など貫通

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上野不忍池で3羽発見
 東京都台東区の上野公園・不忍池で、頭や首に矢が刺さったカモが3羽見つかり、警視庁上野署などが2羽を保護した。矢は長さ約8センチの「吹き矢」の一種とみられ、首を貫通するなどしていたが、保護した2羽は上野動物園の獣医師が処置し、いずれも無事。矢が刺さったままのもう1羽は、追い回すと体力を消耗する恐れがあるため、同園は様子を観察。状況を見て保護する予定だという。上野署では、カモを狙った悪質ないたずらとみて調べている。
2匹を保護
 1993年、矢ガモ騒動の舞台となった不忍池で、13年後、痛々しい矢ガモが一気に3羽も見つかった。
 調べでは、16日夕方にバードウオッチングをしていた男性が頭部に矢の刺さったカモを発見。110番した。翌日早朝から上野署員が救出作戦を敢行。同署員が、ボート上からエサを与えるなどの涙ぐましい努力の結果、池中央にあるボート乗り場付近で雄1羽を保護。治療のため、上野動物園に引き渡した。幸い傷は浅く、翌18日に放鳥したという。
 同じ18日には、今度は野鳥観察中の同園職員がさらに雌2羽を発見。健康状態が良好だったため捕獲はしなかったが、うち1羽を20日朝に保護。同園によると、針を抜いて傷口を消毒したところ、元気になり、今後、様子を見て放鳥するという。
 3羽は、いずれも野生のオナガガモ。同園によると、矢が刺さったままでいるもう1羽は追い回すと体力を消耗する恐れがあるため、様子を観察。状況を見て、保護する予定だという。
 上野動物園の職員によると、雄ガモは、くちばしの上付近に矢が1センチほど刺さり、雌ガモは首を左上から右下へと貫通していた。だが、いずれも脳などには達しておらず、大事には至らなかった。だが、同園職員は「顔付近だし、刺さる場所が少しでもずれていたら致命傷になっていた」と怒りをあらわにした。
 また、日本スポーツ吹矢協会常務理事の中村一磨呂氏がこの日、「今回の矢が、どこで売られているのかはわからない」と当初、浮上した吹き矢説に疑問を呈するなど、一部で“凶器”はダーツではないかとの説も。中村氏は「いずれにしても、矢を生き物に向けて発射するなんて絶対に許されないこと」と迷惑顔だ。
 上野署では、カモを狙い打ちした悪質ないたずらとみて、同公園周辺での目撃情報を捜すとともに、いずれの矢も似通っていることから、同一犯の可能性があるとみて調べている。

太蔵議員「胸にしみた」

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婚約者から「私も色々あった」
沈黙破りブログで大恋愛論
 結婚発表直後から2日連続で女性スキャンダルが浮上した自民党の杉村太蔵衆院議員がインターネット上の自身のブログを4度も更新。うち3回では、約1500文字にわたって“恋愛論”を大展開した。「恋愛というのは振り返って、ときに残酷」から「人生いろいろ」など、自身の下半身疑惑に関して、“弁明”するような内容。さらには「私も色々あったよ」という婚約者からの衝撃の一言まで披露している。
 いつになったら書き終わるのか。「では。杉村太蔵」という太蔵氏がブログを締めくくる際の決まり文句が、4度も繰り返された。
 まず、この日2度目の書き込みで、これまでの自身の恋愛経験について、「何度も申し上げますがね、独身時代は僕にも文字通り色々ございました」とカミングアウト。さらに「じっと歯を食いしばって嵐が過ぎるのを待つのも人生」と続出中の下半身スキャンダルへの姿勢も打ち出した。
 国会議員とは思えない色恋ざた一色の1週間だった。「大好きで… 大好きで…」と、14日にのろけまくりの結婚発表するや、翌15日には民主党・羽田孜元首相の女性秘書との「浮気デート」を週刊誌が暴露。さらに16日には、写真誌が問題の女性秘書に何度もプロポーズした上、ストーカー的行為までしていたと報じた。昨年9月の当選直後には、大学時代の恋人との中絶騒動も報じらたことも。
 これまで、これらの疑惑について、報道陣に「ない。ない。ない」などと完全否定も、具体的な弁明はなかった太蔵氏。ブログも15日以降は更新しておらず、沈黙を続けていた。
 だが、一変して4度も書き込みを続けた、この日は発言も強気。「皆さんね、それぞれ言いたいこと、言いたくないこと、言ってほしいこと、言われたくないこと、それぞれありますわね」とからみ口調で切り出すと、美人秘書に何度もアプローチして拒否されたという報道を気にしてか「この人しかいない、本気で心から思える方に出会えた杉村太蔵は、だれがなんと言おうと、この先は胸を張って、『勝ち組』を宣言させていただきますよ。何か文句ありますか? ないでしょ」と勝ちどきまであげた。
 3度目の書き込みには、「太蔵君だけじゃないよ。私も恋愛関係で色々あったよ」と婚約者の24歳OLからなぐさめられたことまで披露。「彼女の言葉が実に胸にしみます」と記している。
 休日にもかかわらず、2時間あまりで1500文字の書き込みと人気作家顔負けの勢いで筆をとり続けた太蔵氏。最後は「すべての恋愛が、といってしまっては過言でしょうが、ほとんどがその結末は悲しいものだと、改めて思う今日このごろであります」と“恋愛超大作”をまとめた。

ミニスカ猪口大臣

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猪口邦子少子化担当相が東京・文京区の日本女子大学で行われたシンポジウム「女性と科学」の講演を行った。昨年10月の入閣時に披露した青い「ドラえもんドレス」など服装でも話題を呼んできたが、この日のピンクのチェック柄のスカートは、ひざが見えそうなほぼ「ミニ」丈。10センチはありそうなピンクのピンヒールで美脚を猛アピールした。
 猪口大臣といえば、最近では答弁予定だった参院予算委員会に遅刻し、与党内から「気が抜けているのでは」という批判を浴びた。この日は時間通りには現れたが、終了時刻より35分間も長くしゃべり続け、後に控えた講演者の開始時間が遅れる結果になった。
 講演では、エール大学への留学当時などを振り返り、ジェンダー論を力説。「日本の女性は3つの“ひ”を乗り越えるべき」として「ひるみやすい、ひがまれる、足を引っ張られる」と日本女性の苦境を説明。「場数を踏めばひがまれても、足を引っ張られても、ひるまないようになる」「万人に愛されることなどない」など、自身に言い聞かせるように熱弁をふるった。
 また、法学部教授を休職中の上智大では、教授会から「これ以上の休職は認めない」という方針が打ち出されている猪口大臣。「私は法学部で政治学を教えていたとき、昔は学生の5%が女子でしたが、続けているうちに50%が女子になった。教職にある方は、続けることが大事」と、現実とは裏腹!?の思いも口にした。
学生の答案用紙を紛失するような教授は大臣も失格ですよ。

ボビー教授のビジネス論

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ロッテのボビー・バレンタイン監督が、本拠地・千葉県内の複数の大学で、客員教授として講義を行うことが明らかになった。球団と大学が協力して目指す地域活性化の一環で、今年の“ボビーマジック”は選手だけでなく、千葉で学ぶ若者たちにも発揮されそうだ。
 城西国際大(東金市)は、4月1日付でボビーを客員教授とし、経営情報学部の科目「スポーツビジネス論」の担当とする。4月から年間で13回の講義を予定しているが、基本的には同大学の教授が担当し、シーズンで多忙なボビーは数回を受け持つ見込み。
 初講義は8月29、30日のソフトバンク戦の前に、千葉マリンで「野球ビジネスの現場を学ぶ」というタイトルで行われる予定。講義は英語中心で行われ、受講するのは同学部の2年生以上の約30人。ボビーもシーズンオフには、東金市のキャンパスで教壇に立つという。ほかにも千葉大(千葉市)や、千葉商科大(市川市)でも教べんをとる。
 千葉大の関係者は「将来的には、こちらのスポーツ関連の研究成果を球団に提供し、球団には学生をインターンシップ(体験就業)で受け入れてもらう、といった協力体制になっていくのでは」と指摘。そのきっかけが“ボビー教授”というわけだ。学生にとっても、生きた授業を受ける絶好のチャンスで、希望者殺到は間違いない。

太蔵議員 ストーカー疑惑

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羽田氏の秘書に何度も何度もプロポーズ
 2日前に結婚を発表したばかりの自民党の杉村太蔵衆院議員に連日の“女性スキャンダル”が浮上した。きょう発売の「フライデー」が報じたもので、すでに「秘密デート」が発覚している民主党・羽田孜元首相の女性秘書に対し、ストーカーまがいの行為をしたあげく、「結婚してほしい」と何度も“プロポーズ”したというもの。この日も報道陣に追われた太蔵氏は、「ない!ない!」とダッシュで姿を消した。
 雨後のタケノコのごとく、結婚を発表した途端に、疑惑が続々と発覚。今や党トップクラスの注目を集める存在感をみせる太蔵氏から笑顔が消えた。
 発表翌日に、羽田元首相の秘書と横浜・中華街で「浮気デート☆」を「週刊文春」に報じられたばかり。この日は、きょう発売の「フライデー」が続いた。同誌によると太蔵氏は、女性秘書に対し「好きです。結婚してほしい」と何度もプロポーズ。女性が断ると議員会館の玄関で待ち伏せして、ストーカーのように迫ってきたという。女性は、「困り果てて、ある議員に相談した事もあります」と告白している。
 意図せず「2日連続スキャンダル」発覚という不名誉な記録を作ってしまった太蔵氏。この日は衆院本会議に出席したが、終了後に議場から出ると携帯電話を耳に当て続け“取材拒否”。深刻な顔で早歩きする様子は、奔放発言で武部幹事長らに連日のお仕置きを受けた当選直後に逆戻り。14日に「大好きで…大好きで…」と顔を赤らめていた表情とは、顔の引き締まり方が違った。
 2日連続の疑惑浮上に、太蔵氏は新たな“撮影拒否ルート”も編み出した。国会議事堂から道路を挟んだ議員会館の駐車場まで、外の公道を渡れば徒歩30秒。だが、迎えに来た事務所スタッフに「それじゃダメだよ」と注意した太蔵氏は自ら先頭に立ち、国会内と会館を結ぶ地下道へ。談笑しながら歩く同じ83会の石原宏高氏らを瞬時に抜き去ると、わざわざ議員会館を経由して駐車場へ。実は地下道を含む国会の敷地内は撮影禁止区域。当選して半年、TVカメラを避けるルートも身につけ、報道陣の攻勢を回避した。
 かつて自身のブログで「杉村太蔵の場合は、『いいっ!』と思えば人生GoGoですけどね」と女性へのアプローチを説いていた太蔵氏。有言実行ともとれる今回の疑惑については、猛スピードで歩きながら「秘書は親友です」「熱愛、プロポーズ、ストーカーはない。ない。ない」と簡潔に応答した。一連のスキャンダルについては婚約者の会社員女性も「何も言ってませんよ」という。そして「委員会がありますので…」と言い残し、レンタカーに乗り込んだ。

USEN ライブドア提携 フジGOサイン

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社利害一致 3月中にも合意
 有線放送大手のUSENがライブドア支援に名乗りを上げたことを受け、フジテレビは保有するLD株をUSENに売却する方向で本格調整に入った。フジの日枝久会長が同日、「LDのビジネスに近いところに株を売却し協力するのがLDにとってベストと思う」と語り、インターネットのポータルサイト事業での提携を検討するUSENへの株売却が望ましいとの考えを示したもの。USENとLDの業務提携は月内にも合意する見通し。USENはLDの資産査定を急ぎ、フジとの間で株の譲渡価格を詰めていく。
 大量のLD株という“不良債権”処理に頭を悩ませ続けてきたフジテレビ。救世主・USENの出現に日枝会長の表情も緩みっぱなしだった。
 日枝会長はこの日、「LDのビジネスに近いところに株を売却し協力するのがLDにとってベストと思う」と、売却先はIT関連企業が望ましいとの考えを表明。終始笑顔で、USENへの株売却に実質的なGOサインを出した。
 フジは昨年のニッポン放送株争奪戦の余波で、1株当たり329円でLD株の発行済み株式の12%超を取得。LD株価の急落で多額の含み損を抱えており、その額は15日時点で約326億円にも上る。一時はLDとの業務提携や株の買い増し、買収なども検討。LDの平松庚三社長ら現経営陣とも水面下で接触を続けてきた。だが、利点が少ないと判断。1日も早い“不良債権”の処理を望んでいた。そこにUSENが出現。まさに「渡りに船」(関係者)だった。
 一方のUSENにとっても、事実上の“吸収合併”ともいえるLDとの業務提携は悪い買い物ではない。USENは「LDとの提携の可能性も検討している」とのコメントを発表。インターネットを通じた無料の番組配信「Gyao」などを重点分野と位置付けており、若年層に知名度が高いポータルサイトを持つLDとの提携によって集客力が高まり、ネット事業の基盤強化が図れると判断したようだ。
 ただ、LDは株主による損害賠償訴訟のリスクなどを抱えている上、財務資料が捜査当局に押収されており、前途は多難だ。また、フジは遅くとも6月までにはLDに損害賠償を求める方針。そのためには損害額の確定が必要で、今後、USENと譲渡株価などの交渉を急ぐことになる。

フジ会長、売却先はIT企業望ましい

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ライブドア株
 フジテレビジョンの日枝久会長はライブドアと業務提携する方向で協議しているとされるUSENに関連し、保有するライブドア株売却は、USENなど情報技術(IT)企業が望ましいとの考えを明らかにした。
 日枝会長は記者団に対し、ライブドア株売却について「ファンドも含めいろいろなところから話はきている」とした上で「ライブドアのビジネスに近いところに株を売却し協力するのが、ライブドアにとってベストと思う」と述べた。USENは「ライブドアとの提携の可能性も検討している」とのコメントを発表した。
 売却先の決定時期について日枝会長は「こういうのは長くしない方がいいと思う」と述べ、3月中の売却先決定に向けて交渉を急ぐ考えを示した。また、株を売却する際、一部保有し続ける可能性については「それもあるかもしれない」とした。
 ライブドアの株価が下落して生じた損失については「損害が確定し次第、賠償請求を速やかにやる」との考えをあらためて示した。

杉村議員が24歳OLと結婚

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小泉首相「地道に頑張れ」と祝福
 昨年の衆院選で初当選した自民党の杉村太蔵衆院議員が14日午前、官邸を訪れ、小泉純一郎首相に近く結婚することを報告した。首相は「それはいいことだ。地道に頑張れ」と祝福した。
 杉村氏によると、相手は都内に住む24歳の会社員で、議員になった後に知り合い、交際を続けてきたという。婚姻届を5月11日に出し、身内だけで結婚式を挙げる予定。
 杉村氏は、報告した理由を「首相は上司だから」と記者団に説明。「僕の一生を懸けてお守りしたい女性ができたと報告した。若輩者だが、2人で力を合わせ平凡でも穏やかな、笑顔の絶えない家庭を築いていきたい」と照れくさそうに語った。

辻内 洗礼6失点

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プロ初登板 出た!148キロでも…先発3回6四球
黄金左腕、ほろ苦デビュー。巨人の高校生ドラフト1巡目・辻内崇伸投手=大阪桐蔭=が東京・よみうりランド内のジャイアンツ球場で行われた教育リーグ・ロッテ戦に実戦初登板。3回に打者10人の猛攻を浴び、一挙6失点するなど、3イニングを3安打3奪三振6四球6失点。最速は148キロを計測したが、けん制の緩慢な動作を見抜かれ、2盗塁を許すなど課題を残したデビューとなった。
のどが渇く。汗が噴き出す。辻内がマウンド上であえいだ。3回2死満塁。カウント2―3。打者・大松に投げた11球目は145キロの直球。厳しく内角をついた1球は、わずかボール1個分外れた。押し出し。緊張の糸は途切れた。続く田中雅にもストレートで押し出し四球後、平下、青松に連続2点適時打を浴びた。この回打者10人で一挙6失点。「今の自分の実力がこれだということ。精神的な部分も強くしたい」最初の押し出し後、うまく切り替えられず失点を重ね、背番号15は奥歯をかみしめた。
 プロとしての“初先発”。大阪桐蔭時代の昨年10月23日、岡山国体・遊学館戦以来の実戦。「試合の入りは緊張した」慎重に、だが大胆に攻めた。先頭・細谷を内角の直球で詰まらせ二飛に。続く根元にはこの日最速の148キロの直球を外角低めに決め、手出しさせなかった。2回を終えて3奪三振無失点。この間の39球中、変化球はわずか4球。球速、球威だけで昨年ファーム日本一の打線を牛耳った。
 しかし。重圧、緊張にさらされ続けた3回、スタミナが底を尽いた。球速は130キロ台まで落ちた。右肩が早く開き、制球も定まらない。「まだぜんぜんスタミナがついてない。球速が落ちても2キロくらいにしないといけない」と危機感を募らせた。
 プロのレベルも痛感した。2度、一塁走者へのけん制中にスタートを切られ、二塁を陥れられた。けん制のモーションがあまりに遅かったため、ロッテナインに恐れずギャンブルプレーを挑まれ、スキを突かれた。
 小谷2軍投手コーチは「打者・大松の場面で満塁で2―3から5球ストライクを続けられた。それができるんだからストレートの四球はなくせるはず」と闘争心を評価。試合後、二人三脚でスタミナ強化プランを組むことを明かした。「全体的にまだまだ足りない。すべてこれからです」と口を真一文字に結んだ辻内。無限の可能性と見つかった課題。この日味わった苦い薬は、良薬だと信じている。

白鵬、輪島流で大関頂く

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大相撲春場所は大阪府立体育会館で初日を迎える。大関取りを目指す東関脇・白鵬=宮城野=は、場所前日が21歳の誕生日。白鵬と今月3日に神戸で食事をした元横綱・輪島の輪島博さんは、自身は左四つ、白鵬は右四つという違いこそあれ、その安定感ある相撲ぶりに「まるで自分のかわいい子供のようだ」とエール。大関取りへアドバイスを送った。白鵬は部屋で最終調整を行った。
白鵬は背中から汗が噴き出すほどシコを踏んでから土俵に入った。そして幕下・龍皇とみっちり三番げいこ。最後は地元、浪速武道館の小中学生力士のぶつかりげいこに胸を出すサービスで締めくくった。この日誕生日を迎えた21歳は「疲れたけど、いいけいこができた。大事な場所ですからね」と笑顔。心身ともに充実している。
 3日に輪島さんと食事をした。食事をするのはすでに2回目で、それだけ輪島さんは白鵬に目をかけている。ともにがに股気味でゆったりと歩くお互いの印象は「よく自分に似ている」で一致。輪島さんはこの日「私は左下手を取りに行ったが、彼は右。左右は違うが、懐が深いところも同じでしょう。かわいい自分の子供のようです。大関に昇進したらまた会う機会をつくりたい」とうれしそうに話した。
 昇進ラインは12勝。十分に達成可能と見る“黄金の左”輪島さんは“右の輪島”白鵬にアドバイスを送った。「シコは一日最低200回、テッポウも十分にやってからけいこを始めなさい。硬くならないためにも8番勝つことをまずは考えなさい。9番、10番と貯金は自然についてくる。あなたが生きる道も開けてくる」。翌日から早速白鵬は基本げいこを重視し始めた。輪島さんの現役時代のビデオも見て研究。力強い左下手投げを目に焼き付けた。
 けいこ後はバースデーケーキ、イモ焼酎、お守りなどの誕生日プレゼントがファンから続々と届けられた。「もう21歳か。早いなあ。18歳くらいに戻りたいよ」14回優勝した輪島さんが初土俵(幕下付け出し)を踏んだのは大学を出た後の22歳になってから。恐るべき将来性を秘めた21歳が大関昇進を決める可能性は、限りなく高い。

渡部国対委員長、永田議員に辞職のすすめ

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民主党の渡部恒三国会対策委員長が永田寿康衆院議員に「腹を切る覚悟がいる。政治家は侍なんだから」と自ら辞職の決断を下すべきだと迫った。永田氏の処分について、民主党はすでに「党員資格停止6か月」の処分を下しているほか、現在行われている衆院懲罰委員会の審議を見守る方針で一致。党の方針を無視した「切腹発言」に対し、鳩山由紀夫幹事長は「一般論として受け止めている」とかわしたが、党内には永田氏の辞職を求める声も出ており、進退問題が改めてクローズアップされることになりそうだ。
 またまた“コウゾー節”が飛び出した。渡部氏はこの日朝、ニッポン放送のラジオ番組で「僕は会津生まれ。16歳の白虎隊は、腹を切った。今の若い人も覚えてもらいたい」と発言。永田氏に「切腹=議員辞職」を迫った。
 国会内では、「サムライ魂」を説いた。記者団に囲まれた渡部氏は「政治家は出処進退が大事だ。国民の信頼を取り戻せる、その時は腹を切る覚悟がいる。政治家はサムライなんだから」と強い口調で語った。
 永田氏本人は、「懲罰委員会に進退を預けている」と自ら辞職することを否定。党執行部も、懲罰委の決定に従う方針を固めている。前原誠司代表も「辞職は必要ない」との立場だ。一方で、党内には「永田氏を辞職させるべき。次期選挙でも公認すべきではない」との声も出ている。この日の渡部氏の発言で、進退問題が再燃する可能性もある。
 「切腹発言」を受け、鳩山氏は会見で「渡部氏は、『会津人の魂として、一般論として申し上げた』と話された。大先輩からのアドバイスとして受け止めるべき」と、あくまで「一般論」であることを強調した。
 連日の“コウゾー節”は、党の方針など一切お構いなし。これまでも、代表選前倒し論や、国会での「審議拒否戦術」解禁など、奔放な発言で話題をさらってきた。
 これら一連の発言について「どう思うか」と質問された鳩山氏は思わず、「ウォホッホ」と声をあげ、なぜか半笑いで「大変ユーモアにあふれた方で、由美かおるさんから電報が来たことを喜んでおられた無邪気な姿もほほえましく思っている」と語った。
 その上で「『しまった』と思ったら、すぐに発言を撤回する勇気を持ち合わせている。政治家というものは、頑固にこだわりすぎてしまうもの。間違ったら堂々と謝る勇気は学ぶべき」と付け加えた。

永田議員、辞職しない

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「堀江メール」問題で、民主党の党員資格が停止となった永田寿康衆院議員が衆院本会議に出席。自身の進退について「懲罰委員会に従う」と、自ら辞職する意思はないことを明らかにした。この日から議場での席は、無所属エリアの“離れ小島”に移動。各方面から辞職要求が噴出するなど、土俵際に追い詰められている永田議員。厳罰を望む声も出るなか、粘り腰を見せている。
 衆院本会議が始まる午後1時前。永田議員はひとりぽつんと、以前と違う席で背筋を伸ばした。本会議場の隅っこの、鈴木宗男議員、野田聖子議員、西村真悟議員らと同じ無所属エリア。ぎごちなく、周りの議員たちとあいさつを交わした。
 本会議が終わると、硬い表情で口を開いた。辞職の可能性について「現時点ではそこまで考えておりません」とした上で「懲罰委員会にお預けしています。党の処分もいったんは出ておりますし、それに従っていきたいと思っております」と語った。
 公の場に姿を現すのは2日に、本会議場で突如自民党の武部勤幹事長に歩み寄り「公開謝罪」を敢行して以来ちょうど1週間ぶり。ここに来て与党だけでなく、地元の民主党千葉県連からも「辞めろコール」が噴出。
 この日も、千葉県連の長浜博行代表らが鳩山由紀夫幹事長と会い、永田議員を議員辞職させ、次の衆院選でも公認すべきではないとの考えを“直訴”したほか、自民、公明両党の幹事長・国対委員長会談でも、自発的に議員辞職すべきとの認識で一致。四面楚歌の様相は日に日に色濃くなっている。
 それでも辞職はせず、居座るという、しぶとい男の生き様を選択した永田議員。本紙紙上では、風水に関する著書などで知られるDr.コパ氏から、2日の本会議で締めていたピンクのネクタイは、今の環境ではタブーと指摘されたが、この日も懲りずに着用。グレーのスーツの胸元さえも、しぶとさの表れのようだった。
 また、自民党がメール提供者の「フリー記者」の証人喚問や参考人招致を求めたことを受け、永田議員はこの人物の名前などを明かすことについて「理事会や党の決定に従うしかない」と、今後の展開次第ではやぶさかではない気持ちも明らかにした。

木村一八、またまた逮捕

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度の暴行事件に続き今度は日本刀所持
 お笑いタレントの故・横山やすしさんの長男で俳優の木村一八が東京・渋谷の路上で許可なく刃渡り63センチの日本刀を所持していたとして、警視庁渋谷署に銃刀法違反の現行犯で逮捕された。1983年に芸能界デビューした木村容疑者だが、88年、95年と2度の逮捕歴があり今回が3度目。実刑にはなりそうもないが、芸能界で逆風が予想され、微妙な立場になるのは間違いない。
渋谷署によると、木村容疑者は8日午前4時半ごろ、渋谷区道玄坂の東急百貨店本店前の路上に止めた木村容疑者所有の国産高級車のトランク内に、刃渡り約63センチの日本刀を許可を得ずに所持していた疑い。車の中に1人でいた木村容疑者を警戒中の警察官が職務質問し発見。銃刀法違反の現行犯で逮捕し、渋谷署に連行した。渋谷地区は昨年12月20日から、盛り場の浄化作戦として、深夜の不審車両の取り締まりなどを強化していたという。
 木村容疑者は容疑を素直に認め「以前に友人からもらった刀を入れっ放しにしていた」と供述。同署が入手先を調べている。現在、住所不定で「友人の家を転々としている」と話しているという。この日午後4時前まで同署で取り調べを受け、都内の留置所に移動。東京地検で検事取り調べが行われる予定だ。
 木村容疑者はお笑いタレントの故・横山やすしさんの長男。13歳の83年に芸能界デビューし映画やドラマなどで人気者に。だが、19歳の88年11月、東京・六本木で酒を飲み泥酔、さらにタクシー運転手の乗車拒否に激高し殴る蹴るの暴行。頭蓋骨骨折、脳挫傷など全治1か月の重傷を負わせ、少年院に送致された。所属していた吉本興業を追放され、やすしさんも責任をとる形で4か月間芸能活動を自粛した。
 1年半後の90年3月に、被害者との示談が成立し芸能界復帰したものの、95年2月に六本木の路上で、仲間2人と17歳の米国人男性に暴行し負傷させたとして逮捕。本人は“潔白”を主張したものの、傷害罪で罰金20万円の略式命令を受けた。
 その後、テレビ朝日系「はぐれ刑事純情派」やVシネマなどに出演していたが、2003年に所属していた吉本興業を離れて以来、表舞台で姿を見ることが少なくなってきていた。
 銃刀法違反以外の余罪の可能性は低く、実刑にはなりそうもないが、3度目の逮捕に、芸能界でさらなる逆風が吹くのは必至。一八の名前はやすしさんが「男なら一か八か」「一と八でカブ」と縁起をかついでつけたが、まさに波乱の人生を歩んだ形だ。

渡部国対委員長、綿貫氏と組む?

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党連合結成へ「国民新党迎え入れることも」
 民主党の“73歳の救世主”渡部恒三国対委員長が、国民新党などとの「野党連合」結成の考えを初めて明らかにした。インタビューに答えたもので、悲願の政権交代実現に向け、「国民新党を民主に迎え入れることもあり得る」と自民党時代の僚友、綿貫民輔国民新党代表とタッグを組む可能性を明言。また、厚相時代に知り合った女優・由美かおるさんから届いた激励電報を満面の笑みで披露する一幕
「代表選前倒し論」を口にしたかと思えば、「おれ、ボケちゃったかな」発言で笑いをとるなど、すっかり政界の話題独占中の渡部氏が、またも“コウゾー節”を炸裂させた。
 この日のインタビューで、いきなり「野党連合はあり得る。民主に迎え入れることももちろんある。政治はそういうものだ」。国対委員長就任時、自らを水戸黄門になぞらえた渡部氏が、昨年9月の衆院選の際、印籠を手に、最初に「平成の黄門」を名乗った国民新党・綿貫氏との共闘を示唆。独特の会津弁。穏やかな口調も、眼鏡の奥の目は笑ってなかった。
 各党へのあいさつ回りを行った際に、綿貫氏とも面会。ともに自民党時代は田中派。その後、自民を飛び出した点も共通する同志的存在で、すでに意思疎通も図れている。
 衆院選では、無所属から民主党公認を得て出馬した渡部氏だが「国民新党に参加しようと思った時期が2日間ほどある」と激白。タイミングが合っていれば、同党の一員になる可能性があった裏話を披露。今後、民主と国民新党の「連合」成立の場合、「9月の代表選に綿貫さんが出ることもあり得る」と仰天発言も飛び出した。
 「ポスト前原」を巡り、小沢一郎前副代表が出馬意欲を見せるなど、すでに前哨戦は始まっているが、「小沢でも菅でも、だれであろうと、9月まで自分を捨てて党再生に努力してくれる人が必要だ。みんなに協力してもらわないと」と挙党態勢での立て直しを呼びかけた73歳。
 「代表選前倒し論」一転、トーンダウンの一件では「随分といじめられた。だが、今になって『反前原派』を立ち上げるとか、一部の動きは本当に情けない。国民にも申し訳ない」。
 国対委員長就任後、趣味の囲碁も封印。福島の支援者からは「起き上がりこぼし」が届いた。「まさに今はこの心境。これを党の全議員に贈ろうと思っているんだ」と何度倒しても起き上がる、その姿に、党の将来像を例えた。
 「前原のために国対委員長を引き受けたわけでもない。自民党にいれば総理大臣になれたんだもん。二大政党制を作るために命がけでやってきた。これを生涯の仕事にする」と老かいに政界を渡り歩いて来た長老は、最後に吠えた。

蓮舫議員vs猪口少子化担当相、女の戦いヒートアップ

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参院予算委員会で民主党・蓮舫議員と猪口邦子少子化担当相が激突した。少子化問題についての質疑だったが猪口氏の「出産の無料化」発言をめぐり、両氏がケンカ腰で気色ばむ一幕に与野党ともヒートアップ。「無料化」が政府内の賛同を得られず足踏み状態でストレスまみれの猪口氏と、堀江メール問題の“敗戦処理”に追われる蓮舫氏のやり場のない怒りが、マドンナバトルに発展した形だ。
 蓮舫氏「出産の無料化について猪口大臣が発言したか確認したい」
 猪口氏「会見の議事録があります。議事録にあれば、そのように発言しています」
 蓮「帰って確認して来いというのですか」
 猪「コピーを持ってきました」
 蓮「持っているなら最初から出して下さい」
 参院予算委員会。ボードを持って質問に立った蓮舫氏と猪口氏とが発言の有無を確認するところから熱すぎるバトルが始まった。
 問題となったのは猪口氏の「出産の無料化」発言。今年1月13日に閣議後の会見で「フリーバース、誕生は“ただ”ということについて広く検討していくことは視野に入る」と発言したことに対して、少子化問題を持論とする蓮舫氏が確認を求めた。しかし猪口氏は単純に発言を認めることはせずに、回りくどい言葉で挑発気味に答弁。これに蓮舫氏がキレた。
 猪口氏のケンカ腰の受け答えには、同発言をめぐるひと悶着がある。1月13日に猪口氏が「無料化」発言した直後、会見した安倍晋三官房長官が「出産費用の無料化などの新たな方針を決めたわけではない」と即否定。川崎二郎厚生労働相にも「あのような打ち出しを、わが省がするわけがない」と言われる始末。触れてほしくない“古傷”を蓮舫氏に突かれた形だ。
 一方の蓮舫氏のイライラもピークに達している。党の広報業務を担当しているため、ここ数日は“永田問題”に対する問い合わせやテレビ出演の依頼などが殺到。「火消しに追われてます」とこぼしている。
 同僚の尻ぬぐいに忙殺された鬱憤は容赦なく質問にぶつけた。猪口氏が出産無料化は「あくまで要望のひとつ」と釈明し「無料化は財務相にお願いしたいところ」と財源不足に責任転嫁しても「発言する前に財務相とご検討いただきたい」と逃がさなかった。
 永田問題で防戦一方の民主党の中で一人、気を吐いた形の蓮舫氏。バトル終了後「大臣からはまともな答弁が帰ってこなかった」と相手を一蹴。一方の猪口氏は委員会後、大臣室に戻り淡々と業務をこなしたという。

平沢議員激怒「まだ永田氏を信用するのか」

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「なぜ民主は金銭やりとりなかったと言い切れる」
 「堀江メール」問題で自民党の平沢勝栄衆院議員が「まだ永田氏のことを信用するのか」と、民主党の鳩山由紀夫幹事長に疑問を投げかけた。「永田氏とフリー記者との間で金銭が動いた可能性が高い」と主張する平沢氏に対し、鳩山幹事長は「一切そういうことはない。平沢氏へ何らかの措置を求めたい」と話していた。平沢氏は「永田氏が会見で言った言葉をそのまま信じている。正しい裏付けを取ることが必要だ」と民主党の“懲りてなさ”を指摘した。
「堀江メール」問題
永田寿康氏が国会内で、自民党の武部勤幹事長に謝罪したことで、収束の方向に向かいつつある「堀江メール」問題。だが、フリー記者の正体や永田氏との関係など、肝心な事実は何も明らかになっていない。
 以前から、「永田氏とフリー記者の間で金銭が動いた可能性が高い」と訴えている平沢氏。これに対し、民主党は両院議員総会で「平沢氏へ何らかの措置を求めたい」(鳩山幹事長)としていた。
 自らの発言の根拠について、平沢氏は「政治的な陰謀としてはあまりにも稚拙で考えにくい。独自で調べた結果、『金銭をやりとりした可能性が高い』と言っただけ」と改めて説明した。
 そして民主党の対応に「なぜ『金銭のやりとりがなかった』と言い切れるのか。どうやって調べたのか。永田氏から聞いただけの可能性が高い」と指摘。「あらゆる可能性を考えるのは当たり前のこと。当事者だけの話だけでは危険。客観的な裏付け作業が必要だ」と疑問を投げかけた。
 鳩山幹事長に対しては「尊敬しているが」と前置きした上で、「こういう問題に慣れていない。金銭問題について『一切、そういうことはない』と言ったのは軽率で、今回の教訓が何も生かされていない」と批判した。
 今後の事実解明法として、〈1〉民主党が独自に調査、〈2〉証人喚問などの国会での追及、〈3〉捜査当局による調査、の3つを挙げた平沢氏は「フリー記者や情報提供者が本当のことを言うかは疑問。捜査当局でしか完全な解明はできない」としている。
 一方、民主党はフリー記者に対し鳩山幹事長が「何らかの法的措置」をとる発言をしている。しかし「告訴するのであれば、フリー記者の正体を明かすことになるが、なぜ国会の場で明らかにしなかったのか。国会の場で決着をつけるのが筋」と話すのは政治ジャーナリストの山村明義氏。「どういう形でどこまで追及するのか、きちんとした方針を決めてからやるべき」と“迷走”民主党へ助言した。
 平沢氏は「さらに事実が明らかになれば、もっとドロドロした事態になり、傷が大きくなる可能性がある」と“爆弾”をにおわせる。民主党にとって依然、いばらの道は続きそうだ。

解任わずか1か月後、特定郵便局長の会幹部を再任

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特定郵便局長による窃盗事件で監督責任を問われ、昨年12月に解任された「大阪市北部特定郵便局長業務推進連絡会(特推連)」の元会長、元副会長について、日本郵政公社近畿支社が解任約1か月後、新年度から再び会長、副会長に任命する人事を内示していたことが、わかった。
 近畿支社は「2人は人格、識見に優れ、特定局を指導する手腕と信望がある。解任自体が厳しい処分で、再任命が『甘い対応』という指摘は当たらない」と説明しているが、公社内からは「形だけの処分だったのか」と批判が出ている。
 特推連は、公社の指示の伝達など地域各局の連絡・調整を行う公的組織で、会長には月額4万7500円、副会長には3万4200円の手当が支給される。
 市北部特推連に所属する元都島北通郵便局長が昨年12月、在任中に局の金庫から約700万円を盗んだとして逮捕され、近畿支社は同特推連の会長、副会長を「監督責任がある」として同月12日付で解任したが、今年1月30日、2人を復帰させる人事を内示した。

辻内6人完全3連続K

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プロ初シート登板
 巨人の高校生ドラフト1巡目・辻内崇伸投手=大阪桐蔭=がよみうりランド内のジャイアンツ球場でシート打撃にプロ初登板。2軍主力打者6人に対し、3者連続三振を奪うなど完ぺきに封じ込む圧巻の投球を見せた。吉村禎章2軍監督も「次は早く違うユニホームを相手にどんな投球をするか見てみたいね」と話し、教育リーグ、ロッテ戦(G球場)でデビューすることが有力になった。
シート打撃初登板のマウンドで、辻内が躍動した。山田、岩舘をともに二飛に打ち取ると圧巻は3人目の大須賀からだ。真ん中高めの直球で空振り三振に切り捨てると、十川孝を見逃しに、山本のバットも空を切らせた。「最近、フォークの落ちがいまいちなので」と解禁したチェンジアップを2球。カーブも6球交えた27球の投球で、3者連続を含むパーフェクトピッチングだ。「打者が立ったことで的を絞って投げやすかったです。自分でも思ったより球がいっていたし、楽しく投げられました」と笑みを浮かべた。捕手・加藤は「145キロは出ていたはず。スピード以上に球の重さを感じました」と言った。
 天賦の才能を見せつけた。初めて打者に対して行った全力投球。「実戦と同じように気持ちを入れて投げた」辻内の闘争本能に火がついた。糸を引くようにミットに飛び込んだ球に、2軍首脳陣も感嘆の声を漏らした。小谷2軍投手コーチは「ブルペンの時より3倍は良かった。打者を立たせた時にガラッと変わるのがいい投手。これは生まれ持ったもの。それが見られただけでも大きな収穫」と手放しで喜んだ。
 次はいよいよデビュー戦。吉村2軍監督は「次は早く違うユニホームを相手にどういう投球するかを見てみたいね」と明言。小谷コーチは「あくまで育成課程の実戦。でも最初はジャイアンツ球場で先発させる」と話した。調整のため、野間口ら1軍投手陣もファームの試合に登板する予定もあることから、12日の教育リーグ、ロッテ戦が最有力になった。
 だが、この日の快投にも辻内の“欲求”は満たされていない。「満足したらそれ以上伸びないので、満足はしません。変化球など、逆球も何球かあったので制球力に気をつけていきたい」と向上心を見せた。ただ上だけを向き、一歩一歩階段を踏みしめていく。

興毅、一発KOの新技や 弟・大毅と初の公開スパー

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ひじと手首回転させる“スクリューパンチ”
 スクリューパンチで一発KOや―。プロボクシング“浪速の闘拳”亀田興毅=協栄=が都内でWBC世界フライ級13位カルロス・ボウチャン=メキシコ=とのプロ10戦目(8日、両国国技館)に向けスパーリングを公開した。弟・大毅を相手に8オンスのグラブにヘッドギアなしの本番仕様。父・史郎さんは新たに一撃必殺のスクリューパンチを完成したことを告白。秘密兵器での一発KOを約束した。
公開スパーで初めて実現した興毅と大毅の兄弟対決。長男が8オンスのグラブにヘッドギアなしという実戦スタイルで快調な仕上がりを見せた直後だった。史郎さんがささやいた。「すっごいパンチが完成したんや。スクリューパンチや。これ顔面に入ったら人間どころか、どんな生き物も立ってられへんで」プロ10戦目へ向け正月から特訓を重ねてきた新必殺技の完成を明かしたのだ。
 スクリューパンチは亀田が得意とするカウンターの左ストレートを進化させた一撃だ。これまでは真っすぐ拳を突き刺すだけだったが「ひじを内側に回転させて打ち下ろすんや。ほんで当たる瞬間に手首もひねるんや。今までの1000倍以上の威力になったわ」ひじと手首を回転させることから名付けてスクリュー。相手のアゴをえぐり一発KOする恐怖の技の完成に史郎さんの笑いは止まらなかった。
 秘密兵器の完成に加え試合用のシューズも海外から取り寄せた。「ブタかシカの革」(史郎さん)をメーカーに持ち込み特別に作成した。大毅とのスパーで試し「めっちゃ柔らかくて履き心地は最高やな」10戦目を記念した特製シューズに合格点を与えた。
 26日にデビューした大毅が23秒でKOし視聴率も最高で20%を超え「ケツに火が付いたわ」KOはもちろん、視聴率戦争でも大毅には負けられない。視聴率対策に弟は歌を披露する荒技に出たが「オレは闘拳の雄たけびを8000人の大観衆と一緒にやるわ」と雄たけびコーナーを設けることを約束していた。

さくら“飛ばし屋”返上 こだわり捨てた!

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ダイキンレディス
 日本女子プロゴルフツアーは沖縄・琉球GC(6393ヤード、パー72)で行われるダイキンオーキッドレディス(賞金総額8000万円、優勝1440万円)で開幕する。賞金女王を狙う横峯さくら=サニーヘルス=は練習で、今季は飛距離に頼らないゴルフをすることを宣言。予選ラウンドを同じ組で回る地元・沖縄出身の諸見里しのぶ=キヤノン=は、闘志むき出しでツアー初Vを狙う。
国内屈指の飛距離を誇るさくらが“飛ばし屋”の名を捨てる。雨、強風の荒天で多くの選手が練習をあきらめる中、「少しでも多くラウンドした方がいい」とコースに出ると、これまでドライバーを使ってきたホールでもアイアンや3ウッドを握り、第1打のクラブ選びに終始した。
 変身のきっかけは、前週の米ツアー、フィールズオープン(ハワイ)でのミシェル・ウィー=米国=との同組対決。がむしゃらにドライバーに頼る自分に対し、天才少女はホールごとにクラブを替えた。ウィーを上回ることもあった飛距離では自信をつけたが、コースマネジメント力の違いで試合は相手の3位に対し、11位。それが、飛距離へのこだわりを捨てる考えにつながった。
 風邪をひき「体がだるい。のどが痛い」という体調だが、「優勝よりも、上位を目指して納得いく成績が出せたらいい」と、ここでも内容を重視する姿勢を見せた。開幕戦で“ニューさくら”が発進する。

往生際悪い永田議員

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辞めず偽物と認めず頭下げただけ
 「堀江メール」問題で民主党を混迷に導いた“爆弾男”永田寿康衆院議員が国会内で会見し「私の質問で迷惑をかけ、国会を混乱させおわび申し上げる」と謝罪した。この日午前に退院し、11日ぶりに姿を見せ臨んだ会見で、同氏は議員辞職の意思を否定。メール内容も偽物と明言せず、淡々とした表情だったが、その後の党両院議員総会では「民主党を愛しています」と涙で絶叫。何に対しての陳謝かウヤムヤの会見に、与党側は懲罰動議を衆院懲罰委にゆだねる構えだ。
 「…最後にひとこと言わせて下さい」涙ぐんだ永田氏は「私は、民主党を、愛しています!!」と切々と語った。
 謝罪会見後に行われた民主党の両院議員総会。あっけにとられる党議員の視線を浴びながら、永田氏は「本当に申し訳ございませんでした」と体育会の1年生部員のように叫びながら退席した。
 約2時間遅れの涙だった。この日午前、東京・目黒区の病院を退院した永田氏は、病名を「過労と脱水症状」と説明し「あとは会見で」と言いつつ、いきなり報道陣の車に乗り込む慌てっぷりを披露。午後3時前に始まった会見では、世間を巻き込んだ「堀江メール」問題について「多くの皆さんにご迷惑をかけ、国会を混乱させたことをおわびする」と謝罪。計10回、頭を下げ、自民党・武部幹事長と二男には「名前をあげ追及したことは申し訳なく思っている」としたが、涙は見せず、自らの進退は「幹事長に一任」と述べるにとどまる“血も涙も流さない”謝罪会見となった。
 結局、今回の騒動で野田国対委員長が“殉職”。永田氏自身も6か月の党員資格停止の処分となったが、メールをめぐる疑惑は晴れないまま。
 予算委の質問についても「メールは間違いなく正しい、という個人的な確信があって読み上げた」と説明したが、結局その真偽については「信ぴょう性を立証出来ず、自らの非力を恥じている」と謝るだけで、ウヤムヤ状態。しかも検証不足との指摘には「メール問題は大変デリケートな問題で、いろいろな人の知恵を借りて相談して内容を詰めるのが困難。予算委は日々流れており、時間の制約が…」と言い訳じみた発言もあった。
 またメールの提供者については「結果的に情報提供者と面談するには至らなかった」と明かしたものの、その素性については「守るというのが、マスコミにとっても党にとっても信頼を左右すること。我が身を守るためには発表できない」という理由ではぐらかした。雲隠れしてから11日。“涙の現場復帰”を果たした永田氏だが、事実解明の追及には程遠いものとなった。

民主党と永田議員に亀裂

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「辞職」も「会見」も執行部が勝手にマスコミに…
 「堀江メール」問題に揺れる民主党では衆院本会議終了後に永田寿康衆院議員の謝罪会見を開くことを決めた。しかし永田氏に近い民主党関係者は「党から直接そういう話は聞いていない。執行部が決めてマスコミに流しているのでそういうふうになっているだけ」とコメント。この問題の対応に永田氏サイドの意向が、反映されていない可能性を示唆した。また鳩山由紀夫幹事長はメール送信者と受信者がライブドア前社長の堀江貴文容疑者とは別の同一人物だったことについて、「そういう説もある」と認め「国民におわびの気持ちを示す必要がある」と強調した。
 いったん示した辞意を周囲の説得で撤回。今は何とか議員にとどまりたい意向とされる永田氏は鳩山氏に自らの進退の判断を一任することを電話で伝えた。
 二転三転した永田氏の進退問題。しかし、この“二転三転”には裏があるという。
「永田氏は『進退について執行部に任せます』と言っただけ。それを執行部が『辞意』と勝手に解釈した。報道が独り歩きしている」永田氏に近い民主党関係者は「辞意」の真相は、執行部と永田氏サイドの“連携不足”が生んだ誤解であると指摘した。
 党幹部が「一両日中に」と断言したはずの謝罪会見も結局、28日に延期された形に。一部ではトリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香選手の帰国会見でカムフラージュしようというのではとの憶測も出ている。「堀江メール」の問題に関し、民主党の“ドタバタ対応”は加速するばかりだ。
 関係者は「民主党は自民党と違って報道慣れしていない。正式に決まっていないことでも、思っていればそのまま話してしまう。ぺらぺら報道陣にしゃべるため、情報が錯そうする。どう対処していいのかわからない」と不満をぶちまけた。
 当初の予定では鳩山氏が、永田氏が入院している目黒区内の病院を訪問、直接会って話を聞く予定だった。しかし、報道陣が病院に詰め掛けているため、混乱を避けて急きょ、訪問をキャンセル。電話で永田氏から報告を受けることになった。
 鳩山氏は小沢一郎前副代表、菅直人元代表ら党の重鎮らとも個別に会って、今後の対応を協議した。小沢氏とは9月の代表選まで、前原代表を支える必要性で一致。菅氏は永田氏の議員辞職の必要性はないとの考えを伝えたという。
 役員懇談会を開き、鳩山氏が対応方針を説明。午後の衆院本会議後、永田、前原、鳩山各氏がそれぞれ別の場所で記者会見し陳謝、両院議員総会も開き、党の結束を求める段取りだ。
 しかし、党内では「おわびだけではとても済まない」(幹部)との見方も強まっており、執行部の責任は免れないとの見方が強まっている。
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