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送受信者はフリー記者

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「堀江メール」は嘘だった 民主の調査で判明
 「堀江メール」問題で、これまで黒塗りされていたために不明だったメールの送信者と受信者は同一人物で、ライブドア前社長の堀江貴文容疑者とは別人であることが民主党の調査で分かった。複数の党関係者はこの人物について、永田寿康衆院議員にメールを持ち込んだ「フリー記者」としている。同党は、メールは堀江容疑者が出したものではないと判断。永田氏だけでなく、前原誠司代表ら執行部が謝罪会見を開き、事実関係に言及する方向で調整に入った。
 「堀江メール」は、永田議員にメールを持ち込んだとされるフリー記者の“自作自演”の産物だった―。民主党の複数の関係者が漏らした疑惑のメールに関する調査結果は、同党にとって、あまりにショッキングなものだった。
 ただ、その記述内容に関して、パソコン上での切り張りなどの可能性を踏まえ「まだ、完全に否定されたとは言い切れない」(同党関係者)として、関係者からの聞き取りを継続。正式な調査結果は、早ければ週内にも公表する。
今週にも公表 党調査チームはメールの信ぴょう性を再検証するため、永田氏の入手当初から黒塗りされていたというヘッダーの送受信者欄の解明に取り組んだ。その結果、いずれも「フリー記者」のメールアドレスが記されていたことが分かったという。パソコン上のデータを何らかの理由で自分で自分に送信したと考えられる。
 ただ、受信日時については、実際にメールに記された昨年の「8月26日午後3時21分35秒」である可能性が高いことも確認。このため党関係者は「昨年8月段階では、ライブドア資金と政界のつながりの有無は注目されておらず、社内メール情報を基に作成された可能性はまだ否定できない」との見方を示している。
 これに関連し、野田佳彦国対委員長は民放テレビ番組で「現時点で本物と証明するのは困難だが、完全偽造説にも立たない。仮に多少の加工があったとしても、内容的にはかなり真実性が感じられる部分もある」と述べた。
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ついに出た 小沢氏前原批判

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堀江メール問題」について、民主党の小沢一郎前副代表が初めて口を開いた。小沢氏は、永田寿康議員の“自爆テロ”で国会での主導権を手放した形の前原誠司代表ら執行部について「党も、もう少しピリッとしっかりとして、若い人たちも、きちんとした考え方を持ってほしい」とバッサリ。執行部との溝がうわさされてきた大物が、ついに上げた“反前原”ののろし。永田氏の“爆弾質問”に端を発した大混乱は、党分裂の危機にまで発展しそうだ。
「国会の立場逆転した」
 “剛腕”が、重い口を開いた。尼崎市で行われたパーティーで、あいさつに立った小沢氏は「耐震偽装問題など自民党の敵失の中で民主党をアピールしようとして始まった国会だが、最近、ちょっと立場が逆転したかのような状況になっている」。まず、厳しい表情で指摘した。
 返す刀で「民主党も、もう少し、ピリッとしっかりとして、若い人たちもきちんとした考え方を持ってほしい」。ついに、“若さ”ばかりが目立つ前原執行部への不満を吐露した。
 「原点に立ち返れば、国民に支持されると確信している」と叱咤した上で来夏の参院選に向け「反自公勢力が過半数を獲得すれば、大きな政治の転換をすることができる」と続けた。
 これまで耐震偽装問題でヒューザーと自民党との関係を追及するなど、「4点セット」で与党を追いつめつつあった民主党。だが、永田議員がぶち上げた「堀江メール」ですべてがぶち壊しに。党首討論で、前原代表は新証拠を提示することもできず、大コケ。雲隠れを続けた永田氏を病院に「避難」させるなど混迷ぶりまで露呈し、一気に劣勢になった。
 メール問題については、静観を続けてきた小沢氏の突然の噴火には伏線がある。もともと、現執行部と小沢氏との間には大きな溝が存在していた。昨年9月の代表選。小沢氏は前原氏と対決した菅直人元代表を支持した上、自らに出馬の相談がなかった前原氏を「事前連絡がない」と、しかり飛ばした。さらに小沢氏は前原氏支持の見返りに幹事長ポストを要求も、前原氏が拒否。大きな“禍根”を残していた。
 今回の小沢氏の動きについて、「執行部に対して『対応が稚拙だ!』とクギを刺したのでは」とみるのは、政治アナリストの伊藤惇夫氏。当選13回、議員生活36年と民主党屈指のキャリアを誇り、“代表待望論”も根強い小沢氏だけに「国会の流れを民主に戻すには『今しかない』と思ったのでしょう」と分析する。
 今後、小沢氏が執行部に退陣要求する可能性もあるが、伊藤氏は「この状況で自分が代表になり、火中の栗を拾う気持ちはないはず」と否定的。すでに9月の代表選に名乗りを上げている小沢氏だけに「今、存在感を出し、9月に向け、流れを自分に引きつける狙いもあるのでは」と話した。

平沢氏断言、堀江メールは意図的なねつ造

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民党の平沢勝栄衆院議員が「堀江メール」について「誰かが持ち込んだものではなくネタ元のフリーの記者が誰かに意図的に作らせた可能性が高い」と話し“ねつ造メール”であることを示唆した。メール制作者については「基本的にはライブドアの関係者になるが、社内の人間があんなデタラメなメールを作るはずがない」とした。「堀江メール」のコピーを入手し「海外の口座」も把握しているという平沢氏だが、今回の“メール騒動”の核心に着々と近づいている模様だ。
「堀江メール」は“偽物”ではなく“ねつ造”だったのか―。この問題について自民党内で先頭に立って追及を続けている平沢氏は「誰かが持ち込んだものではない。ネタ元のフリーの記者が意図的に何らかの思惑で作らせた可能性が極めて高い」とし“ねつ造”の可能性を示唆した。
 メールの制作者については「基本的にはライブドアの関係者」としながらも「あんなメールは社内でも出回っていない。ライブドア社員が、あんなものを作るのかどうか」とライブドアグループ周辺の人間にまで範囲を広げた。
 だが「『何でもいいから作れ』と言ったやつがいる。それで慌てて作った。フリーの記者が指示を出した可能性が一番高い」と平沢氏。さらに永田氏とフリーの記者と「堀江メール」提供者の3者の間には「金のうわさもあり、非常にドロドロした関係となっている」と暴露した。
 一方の民主党では永田氏を入院させるなど、“くさい物には蓋”の状態だ。前原代表は「私は堀江メールが偽物だとは思っていない」と話したが依然、具体的な証拠や新情報を提示できないでいる。
 「民主党が反論するならフリーの記者を表に出せばいい」と平沢氏。表舞台で永田氏やフリーの記者と“対決”する覚悟もあるという。「この問題のキーパーソンは永田氏とフリーの記者。この2人が出てこないとどうにもならない」。こうした平沢氏の声が民主党に届くかどうか。
 平沢氏は「いずれにしろガセネタであることは間違いなく、ホリエモンが送ったものではない」と断言。現在も独自のルートで調査中だ。「進展あったかどうかはまだ今は言えない。それは勘弁して」―。意味深な言葉を残した。

美姫、繰り上げ世界選手権

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荒川辞退へ
 トリノ五輪女子フィギュアスケート代表の安藤美姫=中京大中京高=が、3月の世界選手権(20~26日、カナダ・カルガリー)に出場濃厚であることが分かった。安藤は補欠だが、代表に決まっている荒川静香=プリンスホテル=が出場辞退する可能性が高くなり、安藤にチャンス到来。4回転ジャンプが武器のミキティに、再びメダル挑戦の舞台が巡ってくる!?
トリノ五輪で今季公式戦を終了する予定だったミキティに、再び世界挑戦のチャンスが巡ってきそうだ。関係者の話をまとめると、世界選手権代表に選ばれている村主章枝=avex=と中野友加里=早大=の2人は出場に意欲を見せているが、五輪を集大成の場と考える荒川は精神面の準備が難しいことから辞退する可能性が高い。そこで浮上するのが、補欠1番手の安藤だ。
 五輪シーズンに行われる今季の世界選手権は、翌年開催の世界選手権や次期五輪の国・地域別出場枠がかかる大一番。それぞれがタイトルを狙うと同時に、安定感も重要になる。安藤は過去に2度出場しており、ジュニア世代だった2004年が4位、05年が6位。メダルにはあと一歩だったが、しっかり上位を占めている。
 今季は練習拠点を米オハイオ州クリーブランドに移し、五輪金メダルのキャロル・ヘイス・ジェンキンス新コーチのもとで一から出直してきた。一時は自信を失いかけたが、環境を変えて見事に再生。グランプリ(GP)シリーズのロシア杯(11月)SPで60・76点、トータル172・30の自己ベストをマークした。
 その後は、12月のNHK杯(大阪)、GPファイナル、全日本選手権(ともに東京)の連戦で右太ももに軽い肉離れが発生。右足小指も骨折するなど、けがに泣かされた。それでも昨季と今季を合わせた国内ランキングで1位に君臨。五輪直前練習では4回転サルコーを連日成功させるなど「本来の美姫に戻った」(城田憲子監督)。
 五輪→世界選手権となればゆっくり休む間もないが、大の仲よしで「姉」と慕う荒川の代役となれば気持ちも高まるはず。ステップ、スパイラルのレベルも確実に上がっており、ジャンプだけではない実力を再度アピールできる舞台となる。無限の可能性を秘めたミキティが、自らの名誉と日本の枠取りをかけて銀盤に立つ。

前原代表辞任も

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粗末党首討論追求わずか10分
 “偽メール”断定で、前原代表、辞任も―。ライブドア前社長・堀江貴文容疑者が自民党・武部勤幹事長二男への金銭振り込みを指示したとされるメールを国会で最初に取り上げた民主党の永田寿康衆院議員が都内で会見、問題のメールが偽造されたものであることを認めることとなった。前代未聞の大失態に同党の前原誠司代表の責任論も急浮上。1本のメールが民主党を結党以来の大ピンチに陥れた。
 「お楽しみに」と“新爆弾”を予告して党首討論に臨んだ前原代表。しかし結果は拍子抜けもいいところの“不発弾”だった。
 45分間の討論時間。30分を経過しても「メール問題」を切り出さない前原代表に「核心に入れ」と怒号が飛んだ。残り時間あと10分。場の空気に押されるように出てきたのは「メールの信ぴょう性は高い」という従来の主張のみ。新たな証拠も提示せず「さまざまな情報から(堀江容疑者から武部氏二男に)資金提供がなされたのではないかと確証を得ている」と胸を張っても説得力はゼロだ。
 国政調査権の発動を条件に、金融機関名や口座番号を公表すると小泉首相に迫るも軽くいなされ「なぜ発動に応じないのか。われわれが情報を出して握りつぶされたらカードがなくなる」と目をうるませ絶叫する姿に、傍聴する多数の議員から失笑まで漏れた。
 あまりのパンチ力不足に小泉首相から「前原さんは頑張っている。党の立場があるし、いろんな苦労も多いでしょう」と同情される始末。党首討論前日、鳩山幹事長らとの協議で「ライブドア問題は最後にさらっと触れるだけ」と取り決めた段階で、惨敗は見えていた。

民主党までサジ投げ窮地!永田議員辞職も

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ライブドア前社長・堀江貴文被告が自民党・武部勤幹事長二男への金銭振り込みを指示したとされるメールを公開した民主党・永田寿康議員が議員辞職のがけっぷちに追い込まれた。民主党が問題のメールについて「現状では信ぴょう性の立証は難しい」との判断を固めたもの。予算委員会出席後、雲隠れ中の永田氏はこの日、筆頭理事を務める財務金融委員会をも欠席。5度目の懲罰動議にさらされている永田氏が、絶体絶命のピンチに陥った。
「現状では立証困難」5度目懲罰動議の中 
 “行方不明”の永田氏が、議員バッジを失う大ピンチに直面した。
 これまで、「メールの信ぴょう性は高い」として、一貫して同氏をかばってきた民主党。だが、この日、「現状では信ぴょう性の立証は難しい」と複数の幹部が明かし、事実上の“白旗宣言”。自民党から懲罰動議を出されている同氏の責任問題への発展が、不可避の情勢となった。
 民主党は、メールの信ぴょう性をめぐり、永田氏にメールを持ち込んだ「フリー記者」の信頼性やメールの書式、記述内容を再検証。その結果、送受信者のアドレスやメールソフトのバージョン情報の一部が不明で「現段階では疑念を抱かれても仕方ない。メールの真偽の議論はやめる必要がある」(党本部)と判断した。ある幹部は「今、メールを本物と信じているのは、永田議員だけだ」と、さじを投げた。
 民主党が、メールの真偽判定を“放棄”したことによって、自民党側から懲罰動議を出されている永田氏の処分は必至。「永田氏は、これで5回目の懲罰動議となる“常習犯”。自民党は、最も重い処分となる除名を求めてくるはず」と政治評論家の浅川博忠氏。除名処分を回避できたとしても、「メール問題の与えた影響を考えると、離党は免れないだろう」との見解を示した。
 当の永田氏は、この日も雲隠れ。筆頭理事を務める財務金融委員会も欠席する“無責任ぶり”を見せた。民主党は古本伸一郎理事を代理に立てたが、同委員会の小野晋也委員長(自民)は「野党代表として、責任を果たしてほしかった」とバッサリ。また、自民党のある理事は、先週の予算委には“緊急登板”しながらも、自らの所属委員会を欠席した永田氏を「彼の所属は財務金融委員会であって、予算委員会じゃない。理事に代わりはいないんだから」と皮肉たっぷりに批判した。
 民主党は今後、入手している今回の問題に関係する銀行口座情報の確認のための国政調査権発動を求めるとともに、武部氏に絡む金の流れに焦点を絞り、新たな情報の提示に全力を挙げる方針だ。
 野田佳彦国対委員長は「一番探らなければならないのは、金のやりとりだ。国内外の重大な関心を持っている口座がある」と民主党が把握している情報に、ライブドアがらみの海外の銀行口座も含まれていることを示唆。また「それをしっかりと調べれば、大きな疑惑が明らかになる」と自信をのぞかせた。

浅田舞、女優で「金」

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妹・真央「すごいじゃん」
 フィギュアスケートで注目を浴びている浅田姉妹の姉・浅田舞が、TBS系「赤い奇跡」で女優デビューすることになり群馬県総合スポーツセンターアイスアリーナで収録に臨んだ。「たくさんの人に見られていた方がうまくいきます」という浅田は、女優の深田恭子が演じるトップフィギュアスケーターの後輩役。「フィギュアスケートの役でドラマに出られたというのは金メダルですね」と笑顔を見せる一方、「4年後の五輪では妹(真央)と出たい」と意欲を見せた。
熱戦が続くトリノ五輪の中、フィギュアスケートのホープが女優デビューを果した。この日、浅田は練習終了後にドラマの撮影に参加という女優デビュー。収録前は「緊張していてうまくやれるか不安」と話していたが、「フィギュアも女優も人に見られるのは同じ。注目されるのは大好きなのでうれしい」という強心臓ぶりを発揮し、堂々と演技。スケートシーンではダブルアクセルとダブルトーループのコンビネーションなどを披露。はつらつとした演技にスタッフから感嘆の声ももれた。
 妹・真央はトリノ五輪出場の安藤美姫らも出場した昨年12月のグランプリファイナルで優勝し、浅田自身も今年2月の冬季国体で優勝。次代のフィギュア界を担う姉妹の姉は、昨年3月にホリプロのモデルオーディションでグランプリを獲得。同年5月の「愛・地球博」でモデルデビューを果たしたのに続き、フィギュアスケートを舞台にした「赤い奇跡」で、トップスケーター役の主演・深田恭子の後輩役として出演することになった。
 深田との共演に「オーディションの前からあこがれの人。こんなに早く会えてびっくり」と感激気味。セリフは1週間ぐらい前から、自宅で鏡を見ながら猛練習。試合で着た衣装3着を持ち込み、「自分だけにスポットライトが当たるのは気持ちいい。深田の後輩役となるドラマの中と同じ感じでがんばりたい」と女優としての演技を楽しんだ様子だ。
 初対面となった深田は、自身もスケートシーンがあるだけに「とってもかわいかった。目の前で華麗なジャンプを見ることができて感動」と大喜びだった。
 「ドラマとか映画が好きで、中学校のころから演じてみたいと思っていた」という女優の舞台。妹の真央は姉の女優デビューに「すごいじゃん、を連発してます。写真を撮ってきてね、と言われました」と応援しているという。「フィギュアスケートの役でドラマに出られたのは金メダル。今後はあこがれている深田さんみたいになれたら」と目を輝かせていた。

小泉チルドレン、資産ゼロ11人 選挙区に持ち家なしも

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お金がなくても国会議員になれた――。公開された衆院議員の資産報告から、こんな実態が浮かび上がった。昨年の総選挙で初当選した「小泉チルドレン」83人のうち、11人は「資産ゼロ」。83人の資産額平均は3338万円で、03年総選挙の自民初当選組を大きく下回った。かつては「地元のセンセイ」の証しだった選挙区の持ち家も、構えていない議員が50人を超える。
 「年末ジャンボ宝くじを20枚買った。これほど当たって欲しかったことはないですね」
 東京都青ケ島村の教育長だった飯島夕雁氏は、公募の落下傘候補として北海道10区で戦い、比例区で復活当選した。資産報告の不動産、預貯金、金銭信託が「該当なし」の資産ゼロ組で、自動車やゴルフ会員権などもすべて「該当なし」だった。「新人で一番の貧乏議員だと思う。父は俳人で、コートが買えなければ寒さを感じ取ることができるという考えの人だったから」
 選挙は党本部直轄だったが、それでもホテル代などで数百万円の貯金をはたいた。当選後、選挙区の北海道岩見沢市にマンションを借りた。地元事務所の光熱費、私設秘書3人の人件費もかかる。「資産があれば充当できるが、歳費で賄うしかない」と飯島氏。
 武部勤幹事長の元秘書で、愛知1区から立候補した篠田陽介氏も資産ゼロ組の一人で、自動車の欄だけ「一台」と記入した。申告が義務づけられている車は取得価格100万円超のものだが、「実は90万円の中古のプリウス」。
 自民党で国会議員になるには「地盤・看板・かばん」が欠かせないとされた。ところが、短期決戦となった昨年の総選挙で、小泉人気という「看板」に支えられ、「かばん」のない自民党議員が続々と誕生した。
 前回は3786万円だった自民初当選組の資産額平均は、今回は3338万円まで下がった。
 「地盤」も揺らぐ。かつては、選挙区に自宅を持つことが、地元に根ざしていることの証しの一つとされた。しかし、縁のない選挙区で当選した議員の中には、賃貸暮らし派も少なくない。
 元運輸官僚、盛山正仁氏の自宅は東京・目黒にある。兵庫1区で当選し、後援者から「こっちに住まないのか」と言われて選挙後、神戸市内にアパートを借りた。だが、家を買うことについては「まだ考えられない。今は目先の収支を成り立たせることだ」
 まずはお墓、という人もいる。元横浜市議の福田峰之氏=比例南関東=は昨春、父親と相談して墓を予約し、永代使用料を払い込んだ。「やっと地元の人間になったな」と後援者からは歓迎された。福田氏も資産ゼロ組で借家住まい。「家、墓は選挙に落ちても『逃げない』という宣言だ。支持者には『僕もついに買いましたよ』と言って回っている」という。

郵便集配1000局で廃止 公社方針

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日本郵政公社は07年10月の郵政民営化のスタートまでに、主に過疎地や郡部にある約1000局の「集配郵便局」での郵便物の集荷・配達業務をやめる方針を決めた。集配郵便局は現在、全国に約4700局ある。政府は民営化に際して「原則として過疎地の郵便局は維持される」(竹中郵政民営化担当相)と公約していたが、集配停止で実質的なサービス水準が低下する地域も生じると見られる。
 集配業務をやめる1000局は窓口業務だけをする「無集配局」になる。対象となる集配局は、北海道や東北、中国地方が多くなる見通し。これに伴って規模の大きい約1100局を「統括センター」(仮称)に衣替えして郵便物集荷の中核拠点とし、現在よりも広域で集配をさせる。
 現在の郵便局の集配拠点の配置は「民間の宅配便業者などに比べて複雑で地域的な重複が多い」と指摘されてきた。郵政公社は民営化を機にこれを見直すことで、輸送にかかる費用や人件費などを「大幅に削減できる」と見ている。
 公社は全国の郵便局職員や労働組合などに対し、「集配拠点を効率よく再配置するのが目的で、配達などの住民サービスに影響はない」と説明している。これに対し労組などは、集配をやめる郵便局が多いと見られる過疎地や郡部で郵便物の集配頻度が減ったり、従来よりも配達に日数がかかったりするのではないか、と懸念を示す。

永田議員ピンチ「根拠がない」

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「堀江メール」小泉首相が逆襲
 ライブドア前社長・堀江貴文被告が自民党・武部勤幹事長の二男への金銭振り込みをメールで指示したと追及した民主党の永田寿康衆院議員が一転して窮地に陥った。衆院予算委員会で永田氏は疑惑を裏打ちする新事実を突きつけるどころか、証拠すら示せずじまい。小泉純一郎首相から「根拠のない情報を基にして人を傷つける行為だ」と逆襲されるなど攻守が入れ替わった形となった。自民党は永田氏に対する懲罰動議を衆院議長に提出。民主党も逢沢一郎自民党幹事長代理について、不適切な発言があったとして懲罰動議を出した。20日の衆院議院運営委員会の理事会で取り扱いを協議する。
自民は猛批判 懲罰動議提出
 武部氏と堀江被告の“ズブズブ”ぶりを裏付ける実弾メールを指摘してヒーローになりかけた永田氏が、わずか1日で窮地に陥った。
 永田氏はこの日の衆院予算委員会でも、前日に続いてメール問題について質疑を行った。だが、その姿勢は一気にトーンダウン。メール問題を「ガセネタ」と断じた小泉首相に「ガセネタの意味を知っているのか」とからんでも「ガセは偽者。ネタは商品。転じてインチキな情報だ」と辞書で調べた定義で逆に挑発される始末だった。
 指示メールの証拠提出を求められても「ネタ元(情報提供者)は身の危険を感じておびえている」と拒否。あげくの果てには首相に「偽造だ、ねつ造だと先入観を持たれている中で、どうしたら認めてもらえるのか」と“泣き”すら入れる始末だった。
 一方、小泉首相は「根拠のない情報を基にして人を傷つける行為だ。極めて遺憾で、法律以前の問題だ」と永田氏を猛批判。当の武部氏も「二男個人と経営する会社のすべての銀行口座を確認したが、振り込みはなかった」と事実関係をあらためて否定した。
 追い打ちをかけるように堀江被告が「金は送っていないしメールも出していない」と主張していることが判明。これを受け安倍晋三官房長官は「メール自体の存在を明確にしなければ怪文書と同じ」とバッサリ。立証責任を民主党に求めた。
 逆襲されっ放しの民主党は、17日夜になって指示メールの現物コピーを公表。しかし内容は永田氏が明らかにしたものと同じで、送信者、受信者のアドレスなどは塗りつぶされたまま。「アドレスがなければ何の意味もない」と自民党幹部が指摘したように拍子抜けのものだった。
 「徹底解明へ全力を挙げて戦っていく」と民主党の野田佳彦国対委員長は強気の構えを崩していない。しかし、このまま説得力のある証拠を提示出来なければ永田氏のみならず、党にとっても致命的なダメージは避けられない情勢だ。

堀江マル秘メール「武部氏二男に3000万円」

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民主・永田議員が振り込み指示を暴露
 民主党の永田寿康衆院議員が衆院予算委員会で、ライブドア前社長の堀江貴文被告=証券取引法違反罪で起訴=が昨年8月、自民党・武部勤幹事長の二男に対して、選挙コンサルタント費用として3000万円を振り込むよう、社内メールで担当者に指示していたと“爆弾”指摘。これに対し、武部氏は「そのような事実はない」と真っ向から否定した。仮に事実であれば、武部氏の進退が問われるのは確実。民主党は引き続き疑惑を追及する姿勢だが、自民党は小泉純一郎首相がメールを「ガセネタ」と批判するなど徹底抗戦する構えだ。
 武部氏と堀江被告の“蜜月関係”を色濃くする“実弾”発言が、国会内を揺るがした。
 永田氏は委員会で、堀江被告が昨年8月26日付の社内メールで「シークレット・至急扱いで処理してほしい。遅くとも(8月)31日までに3000万円を振り込むように手配してください。選挙コンサルタント費で処理してね」と指示していたと指摘。「我が息子と持ち上げた人と実の息子が(金銭の)やりとりをしている」と、“武部チルドレン”の間でブラックマネーの結びつきがあったとして厳しく追及した。
 さらに永田氏は委員会後の会見でも、資金の送付が少なくとも3回あり、ライブドアの法人口座から東京・南青山でブティックを経営する武部氏の二男の銀行口座に振り込まれたと主張。この日、公開したメールには「前回、振り込んだ口座と同じでOK」とこれを裏付けるような表現もあり、信ぴょう性に自信をみせた。
 メールの日付から13日後の同9月8日には、武部氏が堀江氏の手を持ち上げ「わが弟です、息子です」とアドレナリン全開で選挙応援しており、永田氏は「公職選挙法上、法定費用を超え当然許されない」と強調した。
 一方、矢面に立たされた武部氏は、記者団に対し「二男への振り込みはない」と疑惑を全面的に否定。自ら直接、二男に電話確認も行い、周辺には「時間をかけずに立証できるので心配いらない」と自信を示した。小泉首相も「根拠のないことを公の場で言うのはおかしい。ガセネタをもとに委員会で取り上げるのはおかしい」と民主党を批判した。
 ただ、もし疑惑が真実ならば武部氏の進退問題につながることは必至。公明党幹部からは「もし疑惑が本当ならば大変なことになる」と、政局への影響を懸念する声も出ている。
 民主党は、この日夕の予算委理事会で武部氏と二男、堀江被告ら5人の参考人招致を要求。これは与党側に拒否されたが、衆院予算委集中審議で引き続き追及する方針だ。
 対する自民党も「事実無根」と断定し、逆に「友人のフリー記者」から入手したというメールの信ぴょう性が不明確だとして、疑惑を指摘した永田氏の衆院除名もちらつかせて応戦。同理事会でも銀行口座番号などを開示するよう要求したが、民主党も「手の内を明かせない」と拒否するなど、つばぜり合いをみせた。

武部氏側への送金、堀江容疑者がメールで指示 民主指摘

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衆院予算委員会で、民主党の永田寿康氏はライブドアの堀江貴文前社長が昨年8月26日の社内メールで、自民党の武部勤幹事長の次男あてに「3000万円振り込むよう手配してください。前回振り込んだのと同じ口座。項目は選挙コンサルティング費で処理してね」と指示していたと指摘した。永田氏は、武部幹事長と次男ら関係者の参考人招致を要求した。
 永田氏は質問後、国会内で記者会見を開き、8月26日の社内メールは「15時21分35秒」に発信されたものだ、と説明。入手経路については「関係者からある記者を通じて入手した」と語った。
 自民党は昨年9月の総選挙で、堀江前社長が立候補した広島6区に党公認候補を立てず、武部氏らが堀江前社長の応援で選挙区入りしている。
 永田氏は、総選挙とこの3000万円との関係について、当時、自民党の選挙対策を担当する総務局長だった二階経産相にただした。二階氏は「この問題については全く関知していない」と語った。
 武部氏はこれまで、次男と堀江前社長が知り合いであることは認めているが、次男への資金提供については全面的に否定している。
      ◇
 民主党の永田寿康議員が明らかにしたメールの主な内容は以下の通り。
 シークレット・至急扱いで処理して欲しいんだけど、おそくても31日できれば29日までに毅さん(武部幹事長の次男名)宛てに3000万円を振り込むように手配してください(前回、振り込んだ口座と同じでOK)
 項目は、選挙コンサルティング費で処理してね。
 問題があるようだったら、宮内の指示を仰いで。○○には、こちらからも伝えておくので心配しないで。
   @堀江

びっくり日本人最高 及川感謝の涙

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スピードスケート 男子500メートル
 加藤と並んでリンクを滑り、ドキドキで結果を待っていた及川。最終組が滑り終わり、4位の結果が決まると、複雑な笑いを浮かべて電光掲示板を見やった。終わってみれば、“第3の男”が日本最上位。最後までメダルの期待を持たせる大健闘のレースを見せた。
 リンクを去ると、自然と涙がこぼれ落ちた。「悔しさとかじゃない。喜びでもないし、安心したのと、支えてくれた皆さんへの感謝が、気持ちとかが…」表現しようのない、純粋な涙だった。
 「バレットスタート」と自ら名付けた上体をひねる独特のスタート姿勢で、ロケットダッシュ。1回目35秒35、2回目35秒21と、2回とも好タイムでまとめた。「条治と待ちながら、“6大会連続だから、メダルをつなぎたい”と話していた。まさか自分がそんな立場になるとは」。土壇場で、遅咲きの花が力を発揮した。
 全国大会レベルの冠は山梨学院大4年時のインカレ優勝程度。競技をやめることを考え、大学の就職センターに紹介された今の所属先の面接を受けた。人事部長から社長にスケートの話が通り、「自由にやっていい」とサポートを約束され、再び競技に専念することに。W杯代表になったのも、社会人になってから。「オレも社会人になってから力を伸ばした。お前もあきらめるな」と草野球で社会人になってからレベルアップした父・準さんに励まされた言葉通り、ゆっくりと確実にここまで成長してきた。
 「これが4年に1度のドキドキなのかと思いました。4年後はまだイメージできないけど、またこの舞台に立ちたいですね」。すっかり五輪の魔力に魅了されてしまった。今後は“びっくり及川”ではなく、メダルを取って当然の男になって五輪を迎えるつもりだ。

ライブドア上場廃止へ

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どうなる22万株主代表訴訟も
 東証では事実関係が確認できた段階でライブドアに対し、株式会社にとっては“死刑判決”に等しい上場廃止の判断に踏み切る見通しだ。
 東証関係者によると、虚偽記載が事実と判明した時点で、上場廃止の方向。東京地検の虚偽記載による再逮捕と同容疑による証券監視委の告発が、上場廃止への前提条件となる。
 金融庁の五味広文長官は会見で、東証が監理ポストに指定しているライブドア株の扱いについて「今後の推移を見て、東証が監理ポストに当てはめた条項(包括規定)も含めて廃止が必要かどうか判断されると思う」と述べ、東証に柔軟な対応を促した。
 一方、ライブドア株がいったん“紙くず”になる可能性を受け、13日の東京株式市場では同社株が、ストップ安となる前週末比30円安の61円まで急落。比較可能な04年8月の株式分割以降の最安値(今月2日の84円)を更新。傘下にある上場6社の株価も軒並み急落した。
 これで、一時は7300億円だったライブドア本体の時価総額は640億円まで縮小。グループ全体でも1889億円と初めて2000億円を割り込んだ。グループ全体が総崩れの中、今後、焦点となるのが22万人いる株主の行方だ。
 これまで、買収企業が出現するのではなどの思惑から、ライブドア株は100円前後でもみ合ってきた。だが、「疑惑を抱え買収には乗り出しにくい」(外資系証券幹部)との見方が浮上。個人投資家も手を引き始め、「株価の底が抜けた」(大手証券)状態だ。
 「(株主らが)ライブドア役員に対し、株主代表訴訟を起こすことは考えられる」とエコノミストの紺谷典子氏。また、「堀江被告個人に対して訴訟を起こすことが考えられ、“訴訟攻め”にあう可能性もある」と分析する。
 仮にライブドア株が上場廃止となった場合は、西武鉄道やカネボウなどと同様、整理ポストで1か月間、売買したうえで廃止される見通しだ。
 一部では、株価が下がったところで投資ファンドがTOB(株式公開買い付け)に名乗りをあげるのでは、との見方もあるが、紺谷氏は「果たしてライブドアにどのくらいの資産があるのか。簡単に手を出すとは思えない」としている。

ライブドア完全崩壊も

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ライブドアグループの証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は前社長・堀江貴文容疑者らを同法違反(偽計取引、風説の流布)の罪で起訴し、その後ライブドア本体の粉飾決算の疑いで再逮捕する見通しだ。先月23日の逮捕以来、否認をし続けている堀江容疑者。しかしスイスや香港など海外の金融機関やタックスヘイブン(租税回避地)を利用した脱税疑惑も浮上している。
 逮捕容疑をまったく認めないまま起訴されることが確実な堀江容疑者。今後もその姿勢を崩す可能性は極めて低いが否認し続けることが、ライブドアの完全崩壊を招きかねないと見いる。
 堀江容疑者は逮捕容疑となった偽計取引と風説の流布について、犯罪ではないと確信を持っているという。「『犯罪じゃないものは犯罪とは認められない』と徹底抗戦しているはず。しかし彼はビジネスマンなんだから、損得勘定ができなければ。ライブドアや本人の今後のことを考えたら、容疑を認めた方がいい」と話す。
 これは、“反抗”をやめて容疑を認めた場合、執行猶予が付く可能性が高まるからだ。「供述調書がゼロということは、裁判でも心証的に不利に働くだろう」というように、否認を続けたまま容疑が実証されれば、実刑判決が下される可能性が高まる。そうなったら、堀江容疑者のビジネス界への復帰は遠のくことになる。
 一方、堀江容疑者らは、株式交換による企業買収を利用して株売却益をライブドア側に還流させる際、複数の投資事業組合を介在させ、スイスや香港など海外の金融機関や、タックスヘイブン(租税回避地)の企業を経由させていたことがこの日、関係者の話で判明した。
 堀江容疑者には、これらを利用した脱税疑惑も浮上している。「検察はやる気でしょう。今回の起訴は、あくまでまだ第1幕の終了にすぎません」と捜査の手が脱税容疑にまで及ぶことを予言した。
 時期については「3月末で(東京地検特捜部の)副部長が異動になるらしいので、新体制で仕切り直しです」と4月ごろを予想。そして「堀江容疑者のブラックマネーの流れを追及したら、政治家などの名前が挙がるかもしれません」とサプライズな人物の関与を示唆した。

オノ・ヨーコ トリノ五輪開会式にサプライズ登場

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トリノ五輪開会式に、元ビートルズ、ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコさんがサプライズ登場。全世界へ向けて平和のメッセージを読み上げた。五輪組織委では、ジョンが凶弾に倒れてから昨年12月8日で丸25年を迎え、平和を訴えるのに最適な人物としてヨーコさんを起用したもの。“想定外”のスペシャルゲストにスタジアムは大歓声。名曲「イマジン」の一節で締めくくるヨーコさんを、大きな拍手が包んだ。
 開会式のクライマックス。銀色の衣装を着た28人が、平和の象徴・ハトを形作る。続いて、スポットライトの光の中にオノ・ヨーコさんが姿を現した。予期せぬゲストの登場にスタジアムばかりか、全世界が驚きに包まれた。
 「イマジン ピース(平和を想像してみよう)」。オノ・ヨーコさんが力強く語り始める。そして「一人ひとりが変える力を持っていることを忘れないで」と訴えかけた。
 ジョン・レノン(享年40歳)が米ニューヨークの自宅前でファンに射殺されてから、昨年12月8日で丸25年を迎えた。その間、ヨーコさんは夫の遺志を継ぎ、世界中に「ラブ アンド ピース」のメッセージを送ってきた。世界規模でチャリティー活動を行うヨーコさんは、今や“世界で一番有名な日本人”。五輪組織委は、そんなヨーコさんの精神に共鳴し「平和をアピールするのに最適な人」と出演を依頼。サプライズ起用で、世界中をあっと言わせた。
 真っ白な服と帽子、サングラスのヨーコさんは、テロや紛争が続く世界を憂い、次々とメッセージを投げかけた。「10億の人が平和について考えれば、平和は訪れる」「そんなにがんばらなくてもいい。ドミノ倒しを思い浮かべてみて。メッセージはあなたが思うよりも速く巡っていく」「今が行動を起こす時」と呼びかけた。
 最後は「私の夫、ジョン・レノンが言ったように」と前置きし、世界中で歌い継がれているジョンの名曲「イマジン」の一節を引用。「すべての人が平和に暮らすことを想像してみて」と締めくくった。四半世紀を経て天国から届いたジョンのメッセージに、会場は大きな歓声と拍手に包まれた。
 続いて、英歌手・ピーター・ガブリエルが「イマジン」を熱唱。戦いを前にした選手たちが、観客が一体となって口ずさむ。「平和の祭典」を象徴するような歌声が、トリノの夜空に響いた。

堀江容疑者 百科事典差し入れ要求

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少年時代に父がプレゼント 王国築いた「バイブル」
 ライブドアグループの証券取引法違反事件で逮捕された前社長・堀江貴文容疑者が、少年時代の愛読書だった百科事典の差し入れを求めていることが分かった。また、関係者によると、堀江容疑者は東京地検特捜部のこれまでの調べに対し、身上・経歴を記した供述調書1通にのみ署名。だが、依然として同法違反(偽計取引、風説の流布)の逮捕容疑は否認し続けており、それ以外の容疑にかかわる調書は一切作成されていないという。
5歳で全巻読破 原点回帰か
 拘置期限の13日を目前に控えても否認を続ける堀江容疑者が“原点回帰”した。
 堀江容疑者は、東京拘置所で取り調べの時間以外は、読書に没頭する日々を送っている。拘置期限が差し迫り、取り調べが大詰めを迎えているにもかかわらず“落ち”ない堀江容疑者にやきもきしている検察側の気持ちを知ってか知らずか、同容疑者は「百科事典があれば」と差し入れを要求しているという。
 百科事典は、堀江容疑者にとっては思い出の品だ。“チチエモン”こと父・奉文さんは「無駄なものを買うと無駄遣いを覚える。1回味を知ったらやめられない」という教育方針の持ち主で、少年時にプレゼントしてもらえたのは、自転車、百科事典、天体望遠鏡の3つだけ。友達がいなかったとされる堀江容疑者は、むさぼるように20冊以上の百科事典を読み込み、5歳時に全巻読破したという“伝説”を持つ。
 圧倒的な情報量をもとに、グレーゾーンを擦り抜けてホリエモン王国を急成長させた堀江容疑者にとって、百科事典は礎を築いた“バイブル”だ。ここにきて、その百科事典の差し入れを要求したということは、堀江容疑者の頭の中は、目の前の取り調べではなく、社長の座を追われたライブドアの復興策でいっぱいだとも言える。
 実際、供述調書は1通のみ署名したが、それ以外の容疑にかかわる調書はいまだに一切作成されていないという。1日3~4時間の取り調べ中は検事と雑談もするが、事件の話となると関与を一切否定。反面、ライブドアの歴史や成長の過程など会社について説明する時は、目を輝かせつつ一生懸命に話しているという。
 側近の前取締役・宮内亮治容疑者=同法違反容疑で逮捕=ら3人は事実関係を大筋で認め、堀江容疑者の事件への関与も「知っていたはず」などと供述。投資事業組合を介在させた複雑な企業買収やライブドアへの利益還流の実態、本体の粉飾疑惑についても説明しており、堀江容疑者の姿勢とは開きが大きくなるばかり。孤立を強める堀江容疑者は、もはや百科事典が“唯一の仲間”という状態だ。

18歳の加護ちゃん喫煙

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「自覚のない行動」謹慎処分
 人気アイドルユニット「W(ダブルユー)」の加護亜依が喫煙していたことが明らかになった。写真誌「フライデー」が報じている。加護の所属事務所では事実を認め、謝罪。加護を当面の間、謹慎処分に決めた。未成年メンバーによる飲酒疑惑が発覚した人気グループ「NEWS」が活動休止を発表した直後に、またも未成年タレントによる法律違反が発覚した。
未成年タレント相次ぐ不祥事
18歳の誕生日を迎えたばかりの、未成年アイドルの喫煙の代償は、謹慎処分という重いものだった。「フライデー」によると、加護の喫煙シーンがキャッチされたのは先月27日。深夜のカフェレストランで、メンソールたばこをくわえるショットを巻頭トップで掲載し、店内での会話などを詳報している。
 加護が所属する「アップフロントエージェンシー」ではこの日、本人を含めた関係者に事実関係を調査。その結果、ほぼ報道通りであることを確認。本人もたばこを吸ったことを認めたという。
 同社はこの日夜、加護を謹慎処分にすることを発表。同時に「エンターテインメントの世界でタレントとして活動している以上、健全な行動を常とするのが責任であり、全く自覚のない行動。未成年者の喫煙行為は法に触れることであり、決して許されることではありません」とした上で、「マネジメント管理・指導に不足があった、と猛省しており、これを重く受け止め、謝罪します」とのコメントを発表した。
 謹慎は期間については未定。「W」も事実上の活動停止となる。収録済みのテレビ番組については、各局に処分内容を伝えた上で、対応を委ねるという。また3月にはシングルとアルバムが発売される予定だが、これについてはこれから関係者と話し合うことになる。
 「モーニング娘。」出身では、安倍なつみが2004年、フォトエッセー集で他のアーティストのフレーズを盗用していたことが分かり、2か月間、活動自粛した。加護の今後については、「二度とこのような不祥事を起こさない」ことを大前提に、本人、家族、スタッフの間で話し合い、結論を出す方針だ。

小泉首相軟化「慎重に」

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皇室典範改正へ“強気”一転
 小泉純一郎首相は衆院予算委で女性、女系天皇を容認する皇室典範改正案について「誰もが改正が望ましいという形で成立するのが望ましい。慎重に取り運んでいきたい」と述べ、前日までの“強硬姿勢”を一転させ、今国会提出を見送る可能性を示唆した。明らかになった秋篠宮妃紀子さまの懐妊を受け、大きく軌道修正した形。「最後の仕事」として推進してきた改正案の後退で、小泉政権の“レームダック(死に体)化”がささやかれ始めた。
今国会提出見送りを示唆
 「女性、女系天皇を認めた方がいい」―。強気に話していた小泉首相が、わずか1日で方向転換した。首相は衆院予算委で、「各党、国会で議論する場をつくって冷静に穏やかに議論されるのが望ましい」と、いきなりトーンダウン。記者団に対し「より慎重に議論していく必要がある。全会一致で改正されることが望ましい」とした。
 安倍晋三官房長官もこの日の会見で「この問題は普通の法律と違う。今の時点でいつまで提出と申し上げるのは適切ではない」と改正案提出を急がない考えを示した。民主党の野田佳彦国対委員長も会見で、今国会提出に反対の考えを改めて強調した。
 紀子さまのご懐妊で、世間は慶祝ムード一色。だが、首相が9月の退陣前に成し遂げたかった重要課題の一つ、皇室典範改正をめぐる議論に急ブレーキがかかったことは、紛れもない事実だ。
 9月末にも予想されるご出産まで、お心安らかに過ごされるようにと、典範改正の賛否をめぐる議論は慎もうという雰囲気が、政界を中心に噴出。機を見るに敏な首相は提出にこだわらない姿勢に一変。大きく軌道修正した形となった。
 この方向転換に対し、厳しい見方をする海外メディアもでてきた。英紙タイムズは、小泉首相の任期中、「最後の大仕事」として進めてきた改正論議がご出産までの数か月間、中途半端な状態とならざるを得ず、首相がレームダック化する可能性があると報道した。
 「改正論議に質問が集中すると予算審議が滞ってしまうので、“スピードダウン”したのでは。今は世論の動向を見極めている状態」と指摘するのは政治評論家・浅川博忠氏。「首相は『出さない』とは言っておらず、世論の動向次第では今国会中に、改正案を提出する可能性はある」とした。
 一方、自民党の中川秀直政調会長は会見で「皇位継承制度の論議はしっかりしていかなければならない。政府の判断も聞きながら勉強は勉強として続けていくことが重要ではないか」と述べ、政府の対応とは切り離し、近く党内論議を開始する考えを示した。

真田感激「ドンちゃん」騒ぎ!盟友チャン・ドンゴンが祝福

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ブルーリボン主演男優賞
 東京映画記者会が選ぶ「第48回(2005年度)ブルーリボン賞」の授賞式が7日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。「亡国のイージス」で、故・三船敏郎さんに並ぶ最多3回目の主演男優賞に輝いた俳優・真田広之には韓国俳優チャン・ドンゴンから祝福のメッセージが届いた。寺尾聰、宮沢りえ、薬師丸ひろ子ら真田とゆかりのある人々も大喜び。壇上は“同窓会”さながらの盛り上がりとなった。
世界の三船敏郎に並んだ真田を国内外の“同窓生”たちが祝福した。最新作「PROMISE」で共演したチャン・ドンゴンからはお祝いのVTRが届いた。ブルーリボン賞受賞者に海外から祝福メッセージが寄せられるのは極めて異例。「これからも良質な作品とさらなるご活躍を期待しています」というエールに、真田は大きくうなずいた。
 「亡国のイージス」で副艦長の宮津2等海佐を演じ、この日は司会を務めた寺尾は「この場で再会できて本当にうれしいです。おめでとう」とにっこり。正義感あふれる先任伍長役の真田は「一緒に戦った寺尾さんからいただけるとは。まさに『先任伍長、いただきました』という感じ」と笑わせた。
 同じく司会を務め「たそがれ清兵衛」(02年)で真田と共演した宮沢は、同作で演じた朋江になりきり「受賞コメント、よろしくでがんす」。真田も清兵衛風に「ありがとうでがんす」と答え、会場をわかせた。
 40年近い芸歴を象徴するような表彰式だった。「里見八犬伝」(83年)で共演した薬師丸とはステージ上で並んだ。「怪盗ルビイ」(88年)で組んだ小泉今日子は仲良く主演女優賞を受賞した(この日は欠席)。代表作のひとつ「助太刀屋助六」(01年)のメガホンを執った故・岡本喜八監督も特別賞を受賞した。
 「父兄参観日のような微妙な緊張感がありますね。ずっとやってきて、またこういう場で会えるのはうれしいですね。続けていくのはしんどいときもあるけど、いいこともある」思わぬ“同窓会”に感慨もひとしおの様子。「回数だけでなく本質でも三船さんに追いつけるように頑張りたい」と意気込んだ。
 来年の授賞式では小泉と司会を務める。「ここから1年、司会に向けて不安な日々が続きます」。うれしい悲鳴が会場に響き渡った。

原田、メークドラマ宣言

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フォーム改造で手応え
スキージャンプのトリノ五輪代表、原田雅彦=雪印=がトリノに向け、成田空港から出発。日本選手として史上最多5大会連続の五輪出場となるベテランは「無我夢中でやった結果がドラマになる。期待していてください」と飛躍を誓った。
 日本ジャンプ陣で最年長の37歳。経験豊富なベテランも、代表入り決定後に国内で行われた札幌五輪記念で64位、全日本選手権でも13位と苦戦が続いた。そのため、ほかの代表選手と離れて国内でフォーム改造など最終調整。「たくさんの人に支えられたおかげで、いいジャンプができるようになった」と手応えをつかみつつある。
 出発前には、札幌でテレビ応援する2人の子供たちから「頑張ってきてね。“お土産”待ってるよ」とメダルをせがまれた。本番ではノーマルヒルに出場する見込みだが「失敗できないという厳しさはあるけど、気持ちは盛り上がっている。いい結果を笑顔と共にみなさんにお伝えしたい」ときっぱり。98年長野五輪団体金メダル以来の奇跡のジャンプで“原田スマイル”を日本へ届ける。

あやや4代目「スケバン刑事」襲名

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1980年代に話題となった「スケバン刑事」が、深作健太監督と歌手・松浦亜弥の主演で「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」として映画化されることが決まった。主人公の4代目・麻宮サキを演じるあややは「スケバン刑事が放送された時代に私も生まれ、なにか運命のようなものを感じています。アクションや格闘シーンは初挑戦でかなりドキドキしていますが、体当たりで頑張ります」と意気込みを語った。
 ヨーヨーを武器に女子高生・麻宮サキが悪に立ち向かう「スケバン刑事」は漫画家・和田慎二さんの原作。85年に斉藤由貴の主演でドラマ化。その後、南野陽子、浅香唯が相次いで麻宮サキを演じ人気シリーズになった。21世紀版のスケバン刑事は、松浦のほかに「美勇伝」の石川梨華、三好絵梨香、岡田唯らが出演する。今月中旬にクランクイン。今秋公開予定。

細木数子氏、ホリエモン占い当たった強調

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占い師の細木数子がフジテレビのバラエティー番組「幸せって何だっけ」の中で、堀江容疑者についての占いが当たったことを強調した。細木氏は「彼はスッテンテンになりますよ。かつてのテレビ番組で堀江容疑者に対し『(女には気を付けなさいよ。)スッテンテンになります』って言ってるでしょ」と自信満々に述べた。ちなみに昨年7月、同局の「25時間テレビ」では「女には気を付けなさいよ。スッテンテンになるから」と“女性で失敗する”というニュアンスで発言していた。
 細木氏は過去、同局の番組などで何回も堀江容疑者と対談。「ライブドア株価が5倍になる」などと“予言”していた。それを信じて同社株を購入した株主もおり、強制捜査後、暴落で大損した一部株主から、細木氏に対する批判の声も上がっていた。だが同番組で細木氏は「『(堀江容疑者が)こうなる』と言った。常識と知識がないから、していいことと悪いことの『基礎工事』を教えられていない。今、こういう子ばかり」と斬り捨てた。
一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった占い師の細木数子にも猛烈な逆風が吹き始めた。自身のコメントの嘘っぱちぶりや身内のスキャンダルで批判が続出している。
 先週は細木の実弟の細木久慶が詐欺容疑で茨城県警日立署に逮捕された。知人数人と架空工事の請負契約書を作成して、信用金庫から2900万円をだまし取った疑いだ。
 この弟は76年から90年にかけて衆院選に5回立候補して落選し、94年には千葉県内の町議を恐喝したとして執行猶予付き有罪判決を受けた。さらに久慶は「六星占術で有名な細木数子の弟」とPRして過去にパソコン販売や霊芝販売でトラブルも起こしたことがある。細木は「弟とは絶縁している」と語っているが、イメージダウンは免れない。
 細木自身も“失点”が続いている。昨年は「幸せって何だっけ」(フジテレビ)で鶏卵の大量生産の話題を取り上げ、「養鶏場では24時間明かりをつけっぱなしで1羽に1日2個も3個も卵を産ませている」と、事実と異なるコメントをして関連団体から猛抗議された。
 各局の正月特番でもミソをつけた。ライブドアを占って、「十中八九世界一になれる要素はある」と持ち上げ、自民党の武部幹事長を次期総裁の“本命”とブチあげた。
 それだけではない。昨夏、フジの特番でホリエモンと共演した際「ライブドアの株価は5倍になる」と語った。その後、実際に株価が急騰したため、ホリエモンの逮捕後に「風説の流布だったのではないか」と話題になったばかりだ。
 現在、細木の番組は「幸せって何だっけ」と「ズバリ言うわよ!」(TBS)の2本。「占いというより細木さんが人生相談に答えるバラエティーと考えています。番組に変更はない」(フジ広報部)というが、放送ジャーナリストの伊勢暁史氏はこう言う。
「テレビ局は視聴率のために細木に高額の出演ギャラを払ってきたが、メッキがはげたら視聴者はシラケるだけだし、このままでは批判も集中する。もう考え直さないといけないと言っている局もある」
 細木をありがたがって起用する局の見識が問われている。

村上氏豪語「無い逮捕」

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神戸の会議で吠えた!おれは絶対大丈夫!
 ホリエモンの企業買収などの“指南役”とされる村上ファンドの村上世彰氏が神戸市内で講演し、「おれは絶対に逮捕されない」と豪語した。村上氏は講演に先立ち、大阪市内で阪神電鉄の西川恭爾社長と筆頭株主として、トップ会談した模様。双方とも会談の事実や詳細について明らかにしなかったものの、村上氏は講演で「阪神電鉄の経営権を取ろうという考えはない」と従来の主張を繰り返したという。
村上氏は阪神電鉄首脳と大阪市内でトップ会談したあと、神戸市中央区の神戸市勤労会館に到着した。報道陣約50人が待ち構える中、乗用車の中でうつむき加減に顔を隠した村上氏は、不敵な笑みを浮かべ、ライトとフラッシュに照らされながら地下の駐車場へ入った。
 村上氏が講演したのは、灘高、東大、通産省を通じて後輩の自民党・西村康稔衆院議員=兵庫9区=の神戸後援会の集まり。出席者によると、講演内容は、村上ファンドが株主代表訴訟を起こし、昨年和解した東京スタイル問題が中心だったが、ライブドア事件に話が及んだ際、村上氏は「日本の一企業がああいうことになってしまった。ルールを破ってしまった」と、親密な関係だったとされるライブドア前社長の堀江容疑者を批判。西村議員が「村上さんは逮捕されることはありません」と発言すると、村上氏も「おれは絶対に逮捕されることはない。コンプライアンス(法令順守)にちゃんと従っている」「インサイダー取引なんかありようがない」などと豪語したという。
 また西村議員から「筆頭株主になっている阪神電鉄をどうされるんですか」と聞かれた村上氏は「きちんとした資産があり借金が少ない、非常にいい会社だと思う。時価総額が会社の価値よりも安すぎる。だからとことん株を買ってもいいかと考えた」と説明。発行済み株式総数の44・49%と過半数に迫るまで取得したことについても「私は投資の世界は向いているが、経営には向いていない。経営権を取ろうとかはない。あくまで株主として主張したい」と強調したという。しかし、この日、行われた阪神電鉄・西川社長らとのトップ会談では、電鉄が策定中の中期経営計画の内容などについて意見を交換したとみられるが、村上氏は講演では一切ふれず、講演後は報道陣の前から姿を消した。
 また阪神電鉄本社も会談についてはシークレットを貫き、大阪・福島区の本社に「今日(3日)に関する記者会見、資料の配布は行いません」と張り紙がされていただけだった。

堀江前社長ら再逮捕へ

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特別利益計上も粉飾
 ライブドアグループの証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は同社2004年9月期決算などを粉飾したとして、同法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、前社長堀江貴文容疑者と前取締役宮内亮治容疑者らを13日の拘置満期までに再逮捕する方針を固めたもようだ。
 同社が企業買収を利用して還流させた自社株などの売却益を、本業と関係ない財産の増加を示す「特別利益」として決算処理したことについて「本来資本増とすべき金を特別利益に不正に分類、計上した」と判断。既に立件方針を固めている実質傘下企業との架空取引による利益水増しを合わせ、粉飾額は数十億円に上るとみられる。
 調べや関係者の話によると、ライブドアは01年から株式交換による企業買収を繰り返し、03年秋以降には買収先を増資したり、過大に企業価値を算定したりした上、交換用に発行した自社や関連会社の新株をライブドアが実質支配する投資事業組合を通じて市場に売却し、大半の利益を還流させたとされる。

朝鮮会館の課税減免措置は違法、救う会熊本が逆転勝訴

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在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関連施設「熊本朝鮮会館」(熊本市九品寺2)に対する固定資産税と都市計画税の減免は違法として、拉致被害者の家族らを支援する「救う会熊本」の加納よしひろ会長が、幸山政史・熊本市長を相手取り、2003年度の減免措置の取り消しと減免額の市への支払いなどを求めた訴訟の控訴審判決が福岡高裁であった。
 中山弘幸裁判長は原告の請求を棄却した1審・熊本地裁判決を変更、原告の請求を認める判決を言い渡した。
 中山裁判長は「朝鮮総連が北朝鮮の指導のもと、北朝鮮と一体の関係にあり、北朝鮮の国益や在日朝鮮人の私的利益を擁護するため、活動を行っていることは明らか。朝鮮総連による会館の使用は公益性がなく、減免措置は違法」と判断した。
 朝鮮総連関連施設の税減免を巡る初の高裁判断。高裁が明確に朝鮮総連の活動の公益性を否定したことで、全国の自治体の課税処分にも影響を与えそうだ。
 2審では、会館が減免対象となる「公民館類似施設」に当たるかどうかが最大の争点となった。中山裁判長は、「朝鮮総連の活動が、日本社会一般の利益のために行われているものではないことは言うまでもない」と指摘。会館の大部分の部屋を、朝鮮総連の地方組織や傘下団体が使用している点をあげ、公益性が求められる公民館類似施設としての利用状況に、大いに疑問があると指摘した。
 1審は、「外国人登録をしている在日朝鮮人が熊本県内に1200人おり、会館の利用者は相当多数。利用対象者や設備、利用実態などから公民館類似施設に該当するという市の判断は合理性がある」としていた。
 「熊本朝鮮会館」は4階建てで、敷地面積約240平方メートル。朝鮮総連熊本県本部などが入居している。市は市税条例などに基づき、土地と建物の大部分を公民館類似施設と認定。03年度の固定資産税と都市計画税計34万6700円のうち30万5300円を減免した。

客奪う目的?で類似ドメイン使用、業者が削除求め提訴

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インターネット上の住所に当たるドメイン名を巡り、客を奪う目的でそっくりのドメイン名を使われ損害を受けたなどとして、英会話講師などを紹介する情報提供サービス会社「えいかいわNET」(東京都港区)が、不正競争防止法に基づき、同業の「ファインダネット」(横浜市中区)と同社の前社長を相手取り、ドメイン名の削除などを求める訴訟を横浜地裁に起こしていることが1日、わかった。
 ドメイン名を巡る紛争の情報収集などをしている「日本ネットワークインフォメーションセンター」(JPNIC)によると、企業名と同一または類似のドメイン名の先行取得や転売に関するトラブルは多いが、同業者が客を奪う目的で登録したとして裁判になったケースは「聞いたことがない」という。
 訴状などによると、えいかいわNETの社長は2000年8月、ドメイン名「a‐kaiwa.net」を登録。01年5月に「http://www.a-kaiwa.net」というサイトを開設して事業を開始した。
 しかし、ファインダネットが02年12月、「a‐kaiwa.com」を登録し、このサイトに接続すると自動的に同社のホームページに転送するようにしたことから、昨年8月、ドメイン名の削除と損害賠償など230万円の支払いを求め提訴。
 さらに、ファインダネット前社長の米国人男性が「a‐kaiwa」に「.tv」などを付けた類似する三つのドメイン名を登録していたとして、これらの削除と慰謝料など130万円の支払いを求めて追加提訴した。
 その後、ファインダネット側は、指摘を受けたドメイン名の使用をやめたが、原告側代理人は「登録機関に連絡すれば復活可能だ」と主張。「こうした不正が許されれば、類似ドメイン名を使った客取り合戦が横行する」と、現行の登録方法に疑問を投げかける。
 一方、前社長は「『a‐kaiwa』は、こちらが先に考えたもの。以前、同じ英会話学校にいたえいかいわNETの社長に話したら勝手に使われた」としている。
 ファインダネットは00年5月に設立された。

小嶋社長逆ギレ?「139億円支払え」

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耐震強度が偽装されたマンションを販売したヒューザーが東京都など18の自治体に約139億円の損害賠償を求める訴えを起こした。小嶋進社長は東京・霞が関の司法記者クラブで会見。建築確認した自治体が、偽装された構造計算書を見過ごした結果、偽装物件を販売し損害を受けたと説明した。居住者への補償が不透明なまま、逆ギレ気味にブチ上げられた今回の提訴。責任の所在を巡るバトルは、ドロ沼の様相を呈してきた。
「被害者への救済を一日でも早く実現する目的です」。補償計画を二転三転させてきた小嶋社長が、たどり着いたのは自治体を相手とする損害賠償請求だった。訴状によると自治体は違法な建築物を未然に防ぐ注意義務を怠り、構造計算書の偽装を見逃した結果、その偽装物件を販売したヒューザーに賠償義務が生じたとしている。
 請求したのは名誉棄損に伴う資産減少や引っ越し代などとして30億円。解体予定物件の解体費と建物価格相当費の約70億円など。東京都のほかに日野市、千葉・船橋市など、物件数に応じて請求額を設定。18自治体を一気に相手取る策に打って出た。
 明らかにされたヒューザーの財産明細によると、25日時点で純資産は約7億4800万円。しかしほとんどが不良在庫などになっているため、居住者に渡せるお金は「いくらもない」という。報道陣からは「提訴は責任転嫁ではないのか?」という質問も飛んだが、瑕疵担保責任を全うし、「私の全生命をかけ、命ある限り」居住者への補償を行うためだと強調した。
 ヒューザーは近々、9棟のマンション居住者から破産申し立てを受ける。同席した朝比奈秀一弁護士は「破産したら、提訴を受け継ぐかどうかは破産管財人の判断に任せることになる。そうなったら受け継がれることを期待したい」と話した。
 「昨年10月25日に何があったのか?」「安倍官房長官の話ですが…」など、偽装問題の焦点についての質問には一転「趣旨には関係ない」と“証言拒否”。一両日中にも、宿敵・藤田東吾社長率いる指定確認検査機関・イーホームズを、名誉棄損などで訴えることを示唆し、とりあえず“偽装の被害者”としての顔をアピールしていく構えだ。
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